【世界陸上2025】ロシアは不参加?選手が出てない理由はなぜかを解説

【世界陸上2025】ロシアは不参加?選手が出てない理由はなぜかを解説
スポンサーリンク

2025年9月13日から21日まで東京で開催されている世界陸上競技選手権大会(東京2025世界陸上)で、多くの視聴者が「ロシアの選手が見当たらない」と疑問を抱いています。

実際、ロシアとベラルーシは今大会に不参加となっており、その理由は複雑な制裁措置にあります。

本記事では、

【世界陸上2025】ロシアは不参加?選手が出てない理由はなぜかを解説

と題しまして、なぜロシアが世界陸上に出場していないのか、その経緯と理由について詳しく解説します。

スポンサーリンク
目次

ロシアが「世界陸上2025」に出ていない理由

「世界陸上2025」にロシアが不参加の理由は、主にウクライナ侵攻に対する制裁措置です。

世界陸連(WA)は2022年3月、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、ロシアとベラルーシの選手および役員を当面の間、すべてのWAシリーズの競技会から除外すると発表しました。

この制裁は現在も継続されており、世界陸連のセバスチャン・コー会長は「平和協定が結ばれるまで、この措置を変更する必要はない」と明言しています。

つまり、ウクライナでの戦争が終結するまで、ロシアとベラルーシの選手が陸上の国際大会に復帰することは極めて困難な状況です。

ロシアとベラルーシに対する世界陸連の厳格な制裁方針

世界陸連は他の国際スポーツ団体と比較して、特に厳格な制裁方針を維持しています。

国際オリンピック委員会(IOC)が2023年にロシアとベラルーシの選手の「中立選手」としての復帰を勧告した際も、世界陸連は「陸上競技では認めない」として制裁継続を表明しました。

コー会長は「われわれの競技にとって最善の判断を下したと信じている」とし、世界陸連独自の判断で制裁を維持する姿勢を示しています。

この方針により、2024年のパリオリンピックでも陸上競技でのロシア・ベラルーシ選手の出場は認められませんでした。

過去のドーピング問題との複合的な背景

ロシアの陸上界における排除は、ウクライナ侵攻以前から続いていた組織的ドーピング問題も背景にあります。

ロシア陸連は2015年11月から組織的ドーピング違反により資格停止処分を受けており、7年間にわたって国際大会への参加を禁じられていました。

2023年3月にドーピング問題による処分は解除されましたが、ウクライナ侵攻に関する制裁が引き続き適用されているため、実質的にロシア選手の復帰は実現していません。

このように、ドーピング問題とウクライナ侵攻という二重の制裁要因が、ロシアの長期排除につながっています。

中立選手制度の廃止

以前はロシアの潔白が証明された選手が「中立選手(ANA)」として個人資格で国際大会に出場できる制度がありました。

しかし、ロシア陸連のドーピング問題処分解除に伴い、2023年にはANAプログラムが廃止されたのです。

さらに重要なのは、ウクライナ侵攻に関する制裁により、「ANAステータスを取得したロシア選手も、この制裁で当面の間、WAシリーズの大会から除外される」と明確に規定されていること。

これにより、個人資格での参加も完全に閉ざされている状況となっています。

世界陸連の制裁内容と今後の見通し

現在ロシアとベラルーシに対して科されている制裁措置の具体的内容は以下の通りです

  • 国際競技会、欧州競技会の開催不可
  • WAシリーズ大会への参加資格を認定しない
  • ロシア/ベラルーシ国籍の競技者、競技者サポート要員、役員・職員は、WAシリーズ大会から除外
  • 議会での代表権、または議会の投票を必要とする決定への参加不可
  • 連盟の職員によるWAの公式な育成プログラム、専門家プログラムへの関与不可

2025年3月の世界陸連理事会では、これらの制裁措置の続行が改めて決定されました。

世界陸連は「現状が大幅に悪化するか和平協定が結ばれるまで、変更、追加、変更する必要はない」としており、制裁解除の条件は依然として厳しいものとなっています。

他のスポーツ競技との違い

注目すべきは、陸上競技以外のスポーツでは対応が大きく異なることです。

体操の世界選手権ではロシアとベラルーシの選手が「中立な立場の個人資格(AIN)」として出場を認められており、水泳世界選手権でもAINの選手が参加しています。

しかし、世界陸連は一貫して厳格な姿勢を維持しており、「スポーツの政治的中立性」よりも「平和への貢献」を重視する立場を取っているのが現状です。

コー会長は「ウクライナでの1年間にわたる死と破壊の中で、約185人の選手が命を失った」ことを制裁継続の理由として挙げています。

今大会の参加国と選手数への影響

「東京2025世界陸上」には200か国・地域から2000人以上の選手が参加していますが、ロシアとベラルーシの不参加により、特に投てき競技や中長距離種目での競技レベルに影響が出ています。

例えば、女子走高跳では「ロシアを除いて世界で11名」が参加標準記録をクリアしたと記録されており、ロシア選手の不在が競技の質に一定の影響を与えていると見ることができるでしょう。

まとめ:【世界陸上2025】ロシアは不参加?選手が出てない理由

世界陸上2025」にロシア不参加の理由は、2022年のウクライナ侵攻に対する世界陸連による制裁措置でした。

世界陸連は「平和協定が結ばれるまで」制裁を継続する方針を示しており、戦争が終結しない限りロシア・ベラルーシ選手の復帰は困難な状況が続くでしょう。

過去の組織的ドーピング問題と合わせ、ロシアの陸上界は長期間にわたって国際舞台から排除されており、他のスポーツとは異なる厳格な対応が取られています。

スポーツの世界においても平和の実現が重要であることを示す象徴的な事例と言えるでしょう。

「世界陸上」関連記事

ジャマイカは陸上がなぜ強いのか?ボルト以降も速い選手を輩出し続ける理由

【東京世界陸上2025】韓国の選手は出場していない?不参加なのかを調査

【世界陸上】次の開催地はどこでいつ行われる?東京2025後の世陸について

【なぜ?】織田裕二『世界陸上2025』で卒業の理由と本当に最後なのかを考察

【なぜ?】織田裕二が「世界陸上」MC降板から復帰・復活した理由と背景

【世界陸上】今田美桜が起用されたのはなぜ?理由を分析+解説!

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次