【2025最新】和歌山県の熊(クマ)生息地と目撃・出没情報まとめ

【2025最新】和歌山県の熊(クマ)生息地と目撃・出没情報まとめ
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和歌山県でも近年、ツキノワグマ)の目撃情報が急増しており、2024年度には過去最多の180件を記録しました。

紀伊半島に生息するツキノワグマは、かつて約180頭と推定されていましたが、2024年度の最新調査では467頭にまで増加していることが判明しています。

本記事では、

【2025最新】和歌山県の熊(クマ)生息地と目撃・出没情報まとめ

と題しまして、和歌山県内における熊の生息地や最新の目撃・出没情報、遭遇を避けるための対策について、詳しく解説します。

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目次

和歌山県の熊(クマ)生息地の現状

和歌山県に生息する熊(クマ)は【ツキノワグマ】と呼ばれる本州最大の陸上哺乳類です。

紀伊半島(和歌山県、三重県、奈良県)に生息するツキノワグマは、他地域から分断された地域個体群として、環境省のレッドリストでは「絶滅のおそれのある地域個体群」に、和歌山県レッドデータブックでは「絶滅危惧II類」に指定されています。

紀伊半島のツキノワグマの主な生息地は、大塔山系や護摩壇山系などの標高の高い山岳地帯です。

具体的には、田辺市の旧龍神村や旧本宮町、日高川町、新宮市などの山間部が主要な生息エリアとされてきました。

しかし近年、餌を求めて行動範囲を拡大し、従来は目撃が少なかった地域にまで出没するようになっています。

和歌山県の熊(ツキノワグマ)の特徴

和歌山県に生息するツキノワグマは、紀伊半島地域個体群として本州中部や東北の個体よりも小型であることが特徴です。

体長は110~150センチメートル程度、体重はオスが50~120キログラム、メスが40~70キログラム程度とされています。

胸に三日月形やV字状の白い斑紋があることが名前の由来となっており、聴覚と嗅覚が非常に発達しています。

和歌山県では1994年から狩猟が禁止されており、保護政策が取られてきましたが、生息数の増加と人の生活圏への出没増加を受けて、2025年には保護から管理への政策転換が進められています。

2025年、日本各地で増えている熊の目撃・出没・​被害の現状があり、和歌山県に住む人々にとっても他人事ではない状況と言えるでしょう。

和歌山県の熊(クマ)目撃情報の最新状況

和歌山における最近の熊(クマ)事情

和歌山県内のツキノワグマ目撃情報は、近年著しく増加しています。

2024年度には、10月末までのわずか7ヶ月間で180件の目撃情報が寄せられ、過去10年間で最多となりました。

これは令和5年度の48件、令和4年度の57件と比較して大幅な増加であり、過去最多だった令和3年度の79件をも大きく上回っています。

2025年度においても、9月末時点で57件の目撃情報が報告されており、引き続き高い水準で推移している状況です。

市町村別のツキノワグマ目撃情報

和歌山県が公表している市町村別のクマ目撃情報によると、2025年年9月30日までの累計で最も目撃件数が多いのは田辺市の124件です。

その内訳は旧龍神村が60件と最も多く、次いで旧中辺路町23件、旧本宮町20件、旧大塔村12件、旧田辺市9件となっています。

田辺市に次いで多いのは高野町の81件、有田川町の79件、日高川町の75件、かつらぎ町の33件、新宮市の31件、広川町の31件、紀美野町の29件などとなっています。

注目すべき点は、従来は目撃が少なかった地域でも出没が確認されていることです。

2024年度には上富田町で7件、那智勝浦町で7件、白浜町で0件と報告されていますが、2025年10月には上富田町や白浜町で相次いで目撃情報が寄せられており、生息域の拡大が懸念されています。

和歌山県の熊(クマ)出没・目撃情報と危険エリア

高野町の出没・目撃情報

世界遺産・高野山を擁する高野町では、2025年7月下旬から8月下旬にかけての約1ヶ月間で9件もの目撃情報が寄せられました。具体的な目撃場所としては、高野町生活環境課からスカイライン方面周辺、相ノ浦地区、筒香地区、極楽橋付近、高野山鶯谷から光の滝間、高野山塵芥処理センター付近、高野山奥の院裏付近などが報告されています。

高野山は多くの観光客が訪れる場所であり、8月には高野山奥の院の裏付近でクマの目撃情報があったことから、町は早朝や夕方の単独行動を避けることや、携帯ラジオや鈴を持つことを推奨しています。

田辺市周辺の出没・目撃情報

田辺市では、旧龍神村や旧本宮町といった山間部だけでなく、旧田辺市の比較的人里に近い場所でも目撃が報告されています。2025年10月には、田辺市元町「芳養団地入口」信号付近や田辺市東地内鳥居ノ瀬橋付近、田辺市たきない町の新庄総合公園内など、住宅地に近いエリアでも熊らしき動物の目撃情報がありました。

また、7月には田辺市龍神村甲斐ノ川地区の方栗集会所付近や、旧大塔村小谷地区の小谷橋付近でも目撃情報が寄せられています。

紀美野町の出没・目撃情報

紀美野町では、2025年5月6日に福井の久保鉄工付近で親子のクマ(推定体長120~130センチメートルの親と60センチメートル程度の子グマ)が歩道を歩いているのが目撃されました。また、12月28日には生石高原登山者駐車場付近で親子グマの目撃情報があり、登山者への注意喚起が行われています。

紀美野町では箕六、上ケ井、三尾川、鎌滝地区の山林内でも複数の目撃情報があり、農作業や外出の際には鈴やラジオなど音の出るものを身につけるよう呼びかけられています。

上富田町・白浜町の出没・目撃情報

従来はクマの目撃が少なかった紀南地方の上富田町や白浜町でも、2025年10月に相次いで目撃情報が報告されています。10月8日には白浜町栄の富田浄水場そばの畑にクマらしき足跡が発見され、猟友会関係者がクマのものだと判断しました。10月24日には上富田町岩田方鹿地区の粗大ごみストックヤード敷地内でクマと思われる足跡が発見されています。

これらの地域は人口密集地に近く、住民や観光客への注意喚起が強化されています。

日高川町・かつらぎ町の出没・目撃情報

日高川町では、8月7日に寒川の住宅の庭でクマ1頭が目撃されたほか、8月12日に平川地区、8月24日に中津川地区でも目撃情報がありました。かつらぎ町では花園地区の赤滝地区で目撃情報が寄せられています。

串本町・那智勝浦町の出没・目撃情報

本州最南端に位置する串本町でも、2025年10月18日にスペースポート紀伊構内(旧荒船集落跡地付近)でツキノワグマの目撃情報がありました。那智勝浦町では令和6年度に7件の目撃情報が報告されており、熊野古道を訪れる観光客への注意喚起が行われています。

和歌山市の出没・目撃情報

和歌山市では、2024年度に3件。

2025年度は10月までは0件でしたが、2025年11月11日午後5時ごろ、和歌山市の紀伊風土記の丘で、クマらしき野生動物の目撃情報が出ています

けが人などはなし、体長は約1mとのことで、和歌山県は園内への立ち入りを禁止しました。

和歌山県の熊(クマ)出没・目撃マップ

和歌山県は、2025年7月から9月の直近3ヶ月間のツキノワグマ目撃マップを公式ホームページで公開しており、最新の出没情報を確認することができます。

和歌山県の熊(クマ)出没・目撃マップ 2025年7月~9月
出典:和歌山県公式HP

和歌山県で熊に遭遇しないための対策と遭遇してしまった時の対処法

ツキノワグマは本来臆病な動物で、人間の気配を察知すると多くの場合は自ら遠ざかります。

しかし、突然の遭遇や子連れの母グマとの接触は危険を伴うため、クマと遭遇しないための予防策が重要です。

山に入る際の基本となる熊(クマ)対策

クマは聴覚と嗅覚が非常に発達しているため、音を出して自分の存在を知らせることが最も効果的な対策です。

ハイキングや山菜採り、キノコ狩りなどで山林に入る際には、クマ鈴や携帯ラジオを鳴らしながら歩くことが推奨されています。

特に早朝や夕方、悪天候時はクマの活動が活発になり視認性も低下するため、単独行動を避け、2人以上で行動することが重要です。

川や沢の近くでは水音によって接近に気づきにくいため、特に注意が必要です。また、クマの糞や足跡などの痕跡を見つけたら、その先には行かず引き返すことが推奨されます。

人里周辺での熊(クマ)対策

クマを人里に引き寄せないためには、生ごみや残飯を屋外に放置せず、密封できる容器や屋内で管理することが重要です。

庭先の柿や栗の実は収穫し、未収穫の作物を放置しないようにしましょう。

果樹園や養蜂場では、電気柵などの防除設備を設置することが有効です。

家屋周辺にクマが潜みやすい藪や草むらがある場合は、適切に刈り払い見通しをよくすることも効果的と言われています。

熊(クマ)に出会ってしまったときの対処法

もし近くでばったりクマに出会ってしまったら、慌てて逃げるようなことはせず、クマをじっと見ながら背中を見せず、ゆっくりと離れていくことが推奨されています。

クマを驚かすような動作や大声を出すことはかえって危険です。

子グマを見かけても近寄らず、そっと立ち去りましょう。

近くには必ず母グマがおり、子育て中の母グマは神経質になっているため大変危険です。

釣りやキャンプをするときは、食べ物の置き場所に注意し、ごみは必ず持ち帰ることが重要です。

一度クマが口をつけた食べ物は、クマにとって「自分の食べ物」になってしまいます。

まとめ:【2025最新】和歌山県の熊(クマ)生息地と目撃・出没情報

和歌山県では紀伊半島に生息するツキノワグマの個体数が467頭にまで増えています。

2024年度には過去最多の180件の目撃情報が記録されるなど、出没が増加傾向です。

田辺市や高野町を中心に、上富田町、白浜町、紀美野町など従来は目撃が少なかった地域でも出没が確認されており、生息域の拡大が懸念されています。

なるべく熊が出そうなところへは行かないこと、熊を引き寄せないようにすることを心がけましょう。

熊を目撃した場合は、最寄りの市町村や警察に速やかに連絡し、地域の安全確保にご協力してください。

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