『大阪に熊はいますか?』そんな疑問を抱いたことはありませんか?
2025年夏本番~秋に向かう現時点において、日本各地で熊(クマ)の出没がニュースになっています。
その中で、大阪府にお住まいの方を中心に【大阪府の熊に関する現状】が気になる方も多いはず。
そこで、本記事では【2025最新】大阪府の熊(クマ)生息地と目撃・出没情報まとめ
と題し、大阪府の熊(クマ)事情について詳しく調査した結果をお伝えします。
大阪府の熊(クマ)最新出没情報と現状

大阪府では恒常的なツキノワグマの生息は確認されていませんが、近隣府県の個体群から一時的に侵入するケースが増加傾向にあります。
2025年には7月時点で既に5件の目撃情報があり、現状では、2024年度の年間最多記録13件を更新する可能性が高くなりました。
特に北摂地域での出没が顕著で、住民と登山者への安全対策が急務となっています。
2025年の出没状況
2025年に入り、大阪府では以下のような目撃情報が相次いでいます
2025年最新の主要目撃例
- 7月26日:豊能町牧付近で成獣1頭を目撃
- 7月11日:豊能町川尻付近で子グマを目撃
- 6月8日:能勢町野間出野の野入橋付近でクマの鳴き声を確認
- 5月27日:同じく能勢町野間出野で目撃情報
- 3月25日:高槻市原のポンポン山登山道脇で目撃
これらの情報からも分かるように、大阪府北部の能勢町、豊能町、高槻市を中心とした北摂地域での出没が集中しています。
出没件数の推移と増加傾向
大阪府における過去の熊(クマ)出没件数は以下のように推移しています
- 2018-2020年度:年間2-3件程度
- 2021年度:5件に増加
- 2022年度:7件
- 2023年度:11件(10-11月で6件集中)
- 2024年度:13件(過去最多)
- 2025年度:7月時点で5件(年間最多更新の可能性)
明らかに出没件数が増えているのが現状です。
この増加傾向は、全国的なドングリ不作や隣接府県での生息域拡大が主要因とされています。
大阪府の熊(クマ)生息地域の実態と現状
恒常的な生息の現状
大阪府域では、ツキノワグマの恒常的な生息は確認されていません。
府内で目撃されるクマは、隣接府県の地域個体群から一時的に侵入してくる個体と考えられています。
ですが、今後に関しては不明です。大阪府下でも長期にわたり継続して生息する個体が出てくる可能性はゼロではないでしょう。
隣接地域個体群からの影響
大阪府への影響を与えている主要な地域個体群は以下の2つです
近畿北部地域個体群
- 関係府県:福井県、滋賀県、京都府、兵庫県
- 大阪府北部(北摂地域)への影響が顕著
- 能勢町、豊能町、茨木市、箕面市での目撃が多数
紀伊半島地域個体群
- 関係府県:三重県、奈良県、和歌山県
- 大阪府南部(泉州地域)への影響(過去に阪南市、和泉市で目撃あり)
- 現在は北摂地域ほど頻繁ではない
大阪府の熊目撃情報の特徴と分析
地域別出没パターン
- 能勢町:野間出野地区を中心に複数回の目撃
- 豊能町:牧地区、川尻地区で成獣・子グマ両方を確認
- 高槻市:ポンポン山周辺の登山道で目撃
- 茨木市:住宅地近くでの目撃が増加傾向
- 箕面市:箕面川ダム周辺で目撃例
市街地周辺への拡大
近年の特徴として、従来の山間部だけでなく、住宅地に近い場所での目撃が増加。
茨木市の彩都地区や耳原地区での目撃例は、都市近郊での出没リスクの高まりを示しています。
時期・季節別の出没傾向
春季(4-6月):繁殖期に伴う行動範囲拡大で目撃増加
夏季(7-8月):活動が活発化、親子連れの目撃も
秋季(9-11月):冬眠前の栄養蓄積期で最も出没が多い
大阪府の熊(クマ)情報管理体制と対策

大阪府ツキノワグマ出没対応方針
大阪府では2014年9月に「大阪府ツキノワグマ出没対応方針」を策定し、以下の基本方針を定めています
●基本的考え方
「住民や自然公園等の利用者の安全確保を最優先する」
●対策の3本柱
- 出没の予防:誘引物の除去、緩衝帯整備
- 人身被害の防止:情報収集・提供、緊急連絡体制
- 誤捕獲の防止:適切な捕獲方法の指導
市町村レベルの対応
- 大阪府が近隣府県や市町村の目撃情報を収集
- 市町村が猟友会や警察との緊急連絡体制を整備
- 住民への迅速な情報提供
- 山林内での足跡・痕跡確認時の住民・登山者への注意喚起
- 集落周辺出没時の電気柵設置
- 必要に応じた有害鳥獣捕獲の実施
大阪府における登山・ハイキング時の熊(クマ)安全対策
事前準備と情報収集
- クマ鈴または携帯ラジオの必携
- 単独行動の回避(可能な限り複数人で行動)
- 明るい時間帯での行動(早朝・夕方は避ける)
遭遇回避の基本行動
- 見通しの悪い場所では手を叩く
- 沢沿いなど音が聞こえにくい場所では音量を上げる
- 会話を続けながらの行動
- 鞍部や狭い谷間での特別な注意
- 動物の死骸周辺への接近禁止
- 食べ物の匂いを密封して管理
遭遇時の対処法
- 背中を向けずにゆっくり後退
- 急な動作や大声を避ける
- 相手を刺激しないよう静かに離れる
- うつ伏せになり両腕で顔・頭を保護
- 首の後ろを両手で覆う
- クマが立ち去るまで動かない
- 即座にその場を離れる(最も危険な状況)
- 近くに必ず親グマがいると想定
- 絶対に近づかない
熊(クマ)に関する地域住民の生活安全対策
誘引物の適切な管理
- 収穫しない柿や栗などの早期除去
- 庭先の果樹の適切な管理
- 農作物残渣の処理
- 生ゴミの屋外放置禁止
- 匂いの強い廃棄物の密封管理
- ゴミ出しタイミングの調整
住環境の整備
- 住宅周辺の藪の刈り取り
- 通学路・生活道路沿いの除草
- クマの隠れ場所となる場所の除去
- 果樹園や菜園への電気柵設置
- 養蜂場などの適切な防護
- 侵入経路の遮断
まとめ:【2025最新】大阪府の熊(クマ)生息地と目撃・出没情報
大阪府におけるツキノワグマの出没は、恒常的な生息ではなく隣接府県からの一時的な侵入によるものですが、近年その頻度は明らかに増加傾向にあります。
2025年も7月時点で既に5件の目撃があり、年間最多記録を更新する可能性が高い状況です。
特に北摂地域の能勢町、豊能町、高槻市、茨木市では継続的な出没が確認されており、登山・ハイキング愛好者や地域住民は十分な注意が必要です。
また、従来の山間部だけでなく住宅地近くでの目撃も増加しています。ですから、他府県と同様に大阪府・都市近郊でも油断は禁物と言えるでしょう。
府では「住民と利用者の安全確保最優先」の方針のもと、情報収集・提供体制の強化、予防対策の推進、緊急時対応の整備を進めています。
大阪府民の皆様には、最新の熊(クマ)出没情報に注意を払い、適切な予防策を講じることで、安全な生活環境の維持にご協力いただくことが重要です。
関西・近畿の熊(クマ)情報関連記事
■【2025最新】京都府の熊(クマ)生息地と目撃・出没情報まとめ
■【2025最新】兵庫県の熊(クマ)生息地と目撃・出没・被害情報まとめ
■【2025最新版】奈良県の熊(クマ)生息地と目撃・出没情報まとめ
■【2025最新】和歌山県の熊(クマ)生息地と目撃・出没情報まとめ
■【2025最新】滋賀県の熊(クマ)生息地と目撃・出没情報まとめ
■【2025最新】三重県の熊(クマ)生息地と目撃・出没情報まとめ
ヒグマは北海道だけ?本州にいない?を詳しく解説

