【2025最新】京都府の熊(クマ)生息地と目撃・出没情報まとめ

【2025最新】京都府の熊(クマ)生息地と目撃・出没情報まとめ

2025年10月現在、京都府内(ツキノワグマ)の目撃出没情報が相次いでいます。

観光名所として知られる嵐山や右京区、さらにこれまで熊の生息が報告されていなかった木津川市など、生息域が拡大している状況です。

本記事では、

【2025最新】京都府の熊(クマ)生息地と目撃・出没情報まとめ

と題しまして、京都府における最新の熊出没情報から生息地域、遭遇時の対処法、予防対策までを詳しく解説します。

山間部だけでなく市街地近郊でも熊の目撃が増加しているため、京都府にお住まいの方や観光でお越しの方は、ぜひ最新情報をご確認ください。

目次

京都府の熊(クマ)生息地と分布状況

京都府のツキノワグマは主に北中部地域を中心に生息しており、由良川を境として西側の丹後地域個体群(北近畿西部)と、東側の丹波地域個体群(北近畿東部)の2つの個体群に分けられます。

主な生息地域:

  • 北部地域:京丹後市、伊根町、宮津市、与謝野町
  • 中部地域:福知山市、舞鶴市、綾部市、京丹波町、南丹市
  • 京都市周辺:亀岡市、京都市(右京区、左京区、北区)
  • 南部地域:木津川市(2025年から新たに出没)

京都府の推定生息数は、2015年度時点で丹後個体群が約720頭、丹波個体群が約220頭とされており、両個体群とも増加傾向にあります。

観光地として知られる京都市内でも、右京区の嵯峨野、左京区の八瀬・大原・花脊、北区の鷹峯などはツキノワグマの生息地域として認識されています。

​近年は目撃・出没件数が大幅に増加している状況です。

京都府の熊の目撃・出没情報【2025年最新】

2025年は京都府内で(クマ)の目撃主没情報が急増しています。

環境省の統計によると、2025年4月から8月までに京都府内で632件の目撃情報が報告されています。

前年の2024年の目撃情報は年間1,908件でした。

最新の重大な出没事例としては、2025年10月24日から25日にかけて、京都市右京区の嵐山・嵯峨野地域で連続して熊の目撃情報が相次ぎました。

世界遺産の天龍寺北側や観光スポットとして人気の「竹林の小径」付近でも子熊のような動物が目撃され、観光客や地域住民に大きな衝撃を与えています。

また、木津川市では2025年5月以降、10月28日時点で36件もの熊の目撃情報があり、同市の担当者によると「去年までクマの目撃情報は1件もなかった」という状況から一変している状況です。

これは熊の生息域が明らかに拡大していることを示しています。​​

京都府各地域の具体的な出没状況

京都市右京区・嵐山地域

2025年10月24日から28日にかけて、右京区では複数回にわたり熊の目撃情報が報告されています。

太秦中山町の竹やぶで子熊2頭、広沢池周辺、嵯峨野々宮町(野宮神社近く)などで目撃され、右京警察署は巡回を強化しています。

木津川市

2025年5月31日に初めて熊が目撃されて以降、10月28日までに36件の目撃情報があります。

山城町、加茂町、梅美台、梅谷などの広範囲で目撃されており、これまで熊の生息が確認されていなかった「空白地」での出没として注目されています。​

福知山市

2025年10月分だけで9件の目撃情報があります。

2024年4月には倉庫にツキノワグマが侵入する事件も発生しました。

市内での出没件数は2025年8月28日時点で100件となり、前年同時点の52件から約2倍に増加しています。

南丹市

2024年9月には園部町で体長160センチの熊に襲われる人身被害が発生しており、2025年10月28日にも美山町で熊の目撃情報がありました。

南丹市は京都府内でも熊の出没が多い地域の一つです。

その他の地域

京丹後市、伊根町、舞鶴市、綾部市、宮津市、与謝野町、京丹波町、亀岡市などでも定期的に目撃情報が報告されています。

京都府の熊の出没情報を確認する方法

京都府では熊の目撃情報をリアルタイムで公開しており、外出前に最新情報を確認することができます。

京都府内のクマ出没情報マップ

京都府が運営する「京都府わが街ガイド」の地図情報システム(GIS)では、熊の目撃日時、場所、地図、目撃状況、熊の特徴などの詳細情報をインターネットから確認できます。

このマップは随時更新されており、2025年10月27日にも最新情報が更新されています。

ツキノワグマ情報の確認方法

  1. 京都府公式ホームページ「ツキノワグマについて(出没情報)」にアクセス
  2. クマ出没情報マップで目撃地点を地図上で確認
  3. 各市町村の公式サイトやみやづ情報メールなどの通知サービスに登録
  4. 舞鶴市では「クマ出没通報システム」でスマートフォンから簡単に情報共有が可能

目撃情報があった場合は、最寄りの京都府広域振興局・京都林務事務所または市町村、警察に速やかに連絡することが推奨されています。

京都府で熊(クマ)の出没が増加している理由

2025年に京都府内で熊(クマ)の出没が増加している主な理由は、ブナ科種子(どんぐり)の凶作です。

京都府の調査によると、今年はどんぐりが「並作に近い凶作」となっており、エサを求めて熊が集落に出没する可能性が高まっています。

出没増加の背景:

  • 山の食料不足により、人里近くでエサを探す熊が増加
  • 熊の個体数増加により分布域が拡大
  • 交通網の発達や自然林の伐採により生息地域が分断化
  • 柿や栗などの果樹が熊を引き寄せる要因に

特に秋季(9月~12月)は冬眠期に向けてエサを多く採取する時期であり、熊の行動が活発になると考えられています。

2025年10月8日には舞鶴市で人身被害も発生しており、早朝や夕方以降に被害が多い傾向があります。

熊に遭遇しないための対策と予防法

熊による被害を防ぐためには、遭遇を避けることが最も重要です。

以下の対策を実践しましょう。

外出時の基本対策:

  • 鈴やラジオなど音の出るものを携帯し、自分の存在を熊に知らせる
  • 単独行動を避け、できるだけ複数人で行動する
  • 早朝や夕方など熊の活動が活発な時間帯の外出は控える
  • 霧や風の日、川の近くでは特に注意する(熊の感覚能力が発揮できない)
  • 新しい熊の足跡や糞を見つけたら、すぐに引き返す
  • 子熊を見つけた場合は、必ず親熊がいるためすぐに立ち去る


家周辺での予防対策:

京都府内の多くの自治体では、熊を引き寄せないための対策として放任果樹の伐採補助金制度を実施しています。

  • 生ごみや残飯を屋外に放置しない
  • 柿や栗などの果樹は早めに収穫するか、収穫予定のないものは取り除く
  • 果樹の幹にトタンを巻いて熊が登れないようにする
  • ハチの巣は取り除く(熊はハチミツが大好物)
  • 人家周辺のヤブを刈り払い、見通しをよくする
  • 電気柵の設置も効果的


福知山市や綾部市では、自治会単位で放任果樹の伐採費用の2分の1を補助する制度があり、地域全体で熊対策に取り組んでいます。

熊に遭遇してしまった時の対処法

万が一、熊と遭遇してしまった場合は、以下の対処法を実践してください。

遭遇時の基本行動:

  1. あわてない、騒がない:大声を出すと熊を興奮させてしまいます
  2. 背中を見せて走って逃げない:熊は動くものを追いかける習性があります
  3. ゆっくり後ずさりして距離を取る:熊の動きを確認しながら静かに離れる
  4. 熊との間に樹木や岩など視線を遮るものを挟む:お互いに安心して離れられます​
  5. 子熊には絶対に近づかない:親熊が襲ってくる可能性が高くなります


距離が近い場合:

  • 熊撃退スプレーの携帯が推奨されています
  • 噴射距離は約10メートルで、熊の目や鼻を麻痺させる効果があります
  • 万が一攻撃された場合は、地面に伏せて両手で首の後ろをガードする姿勢をとる


福知山市では、2023年から小中学校で熊に遭遇した際の対処法について授業を実施。

「背中を見せない、急に動かない、大きな声を出さない」という3つの基本を児童・生徒に教えているとのことです。

ツキノワグマの特徴と生態

京都府生息するのはツキノワグマ(ニホンツキノワグマ)です。

ツキノワグマには以下のような特徴があります。


身体的特徴:

  • 体長:100~150センチメートル
  • 体重:オス50~120キログラム、メス40~70キログラム
  • 全身黒色で、胸部に三日月形やV字状の白い斑紋が入る
  • 時速40~50キロメートルで走ることができる
  • 木登り、水泳が得意


行動特性:

  • 主な活動時間帯は日の出前や日没後
  • 食物の9割以上が植物(ドングリ、果実、木の芽など)
  • 聴覚・嗅覚が非常に鋭敏
  • 基本的には臆病な性格で人を避ける動物
  • 冬眠時期は12月から翌4月頃まで


ツキノワグマは本来獰猛な動物ではありませんが、突発的に人間と遭遇した場合や子連れの親熊は、驚いて攻撃される危険性があります。

京都府の熊(クマ)対策の取り組み

京都府では、熊(クマ)との共生を目指して様々な対策を実施しています。

行政の取り組み:

  • ブナ科種子(どんぐり)の豊凶調査を実施し、出没予測に活用
  • クマ出没情報マップの運用と随時更新
  • 放任果樹伐採への補助金制度
  • 小中学校での熊対処法教育
  • 電気柵設置の推進と指導


地域の取り組み:
福知山市では2024年に「実録・クマ立てこもり事件」の経験を公式noteで公開し、獣害対策の重要性を発信しています。

また、舞鶴市では熊避けベルの無料貸し出しサービスを実施しており、市民が森林内で活動する際の安全を支援しています。

まとめ:【2025最新】京都府の熊(クマ)生息地と目撃・出没情報

京都府における2025年の熊の出没状況は、過去に例を見ないほど深刻化しており、観光地の嵐山や従来は生息していなかった木津川市でも目撃が相次いでいます。

熊の生息域拡大と個体数増加、さらにどんぐりの凶作が重なり、人里への出没リスクが高まっている状況です。

京都府にお住まいの方や観光でお越しの方は、京都府公式の「クマ出没情報マップ」で最新情報を随時確認し、外出時には鈴やラジオを携帯する、単独行動を避ける、早朝・夕方の外出を控えるなどの基本対策を徹底してください。

とくに秋季は熊の活動が活発になる時期のため、より一層の注意が必要です。

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