那須川天心は、キックボクシング界で「神童」「史上最高の天才」と称された格闘家であり、現在はプロボクシング転向後、ボクサーとしても大きな注目を集めています。
本記事では、那須川天心のプロボクシング戦績、KO率、対戦相手の詳細についてまとめました。
さらに、ファイトスタイルやキックボクシング時代の伝説的な戦績もご紹介します。
那須川天心の基本プロフィールと格闘技キャリア
生年月日:1998年8月18日
出身地:千葉県松戸市
身長:165cm
所属:帝拳ジム
階級:バンタム級(118ポンド以下)
那須川天心は、キックボクシング、MMA(総合格闘技)、そしてプロボクシングの3つの格闘技で活躍した稀有なファイターです。
キックボクシング時代の戦績と戦いぶりは伝説となっています。
那須川天心:プロボクシング戦績(2025年最新)
那須川天心のプロボクシング成績は、以下の通りです
戦績:7戦7勝(2KO)無敗
プロボクシング転向から現在まで全ての試合で勝利を収めており、勝率は100%。
直近の試合は2025年6月8日に行われたビクター・サンティリャン戦で、10回判定勝ち(99-91、99-91、100-90)を収めています。
| 試合日 | 対戦相手 | 国籍 | 結果 | ラウンド | スコア | タイトル 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年 6.8 | ビクター・サンティリャン | ドミニカ共和国 | ○判定 | 10回 | 99-91、99-91、100-90 | – |
| 2025年 2.24 | ジェイソン・モロニー | オーストラリア | ○判定 | 10回 | 97-93、98-92、98-92 | – |
| 2024年 10.14 | ジェルウィン・アシロ | フィリピン | ○判定 | 10回 | 97-92、98-91、98-91 | WBOアジアパシフィック・バンタム級王座獲得 |
| 2024年 7.20 | ジョナサン・ロドリゲス | アメリカ | ○TKO | 3回 | 1:49 | – |
| 2024年 1.23 | ルイス・ロブレス・パチェコ | メキシコ | ○TKO | 3回 | 棄権 | – |
| 2023年9.18 | ルイス・グスマン | メキシコ | ○判定 | 8回 | 80-70、80-70、80-70 | – |
| 2023年4.8 | 与那覇勇気 | 日本 | ○判定 | 6回 | 59-54、60-53、60-53 | プロボクシング・デビュー戦 |
那須川天心:ボクシングでのKO率について
那須川天心のプロボクシングにおけるKO率は、以下の通りです
KO率:約28.6%(7戦中2KO)
なお、彼のキックボクシング時代のKO率は約66.7%(42戦中28KO)。
ボクシングとキックボクシングではKO決着の難易度が大きく異なることが分かります。
これはボクシングのグローブの大きさ、ルール、打撃のバリエーション、距離感などが、キックボクシングと異なるためです。
那須川天心:ボクシングでの対戦相手と詳細分析
1. 与那覇勇気(2023年4月8日)- デビュー戦
那須川のボクシングデビュー戦となった対戦。与那覇勇気は日本バンタム級ランキング2位の実力者でした。
那須川は初回から鮮烈なデビューを飾り、2回で右フックでダウンを先取。その後も優位を保ち、6回判定で完勝しています。
2. ルイス・グスマン(2023年9月18日)
メキシコのバンタム級王者との対戦。那須川は8回のラウンドを通じて安定した支配的なボクシングを展開し、3-0(80-70×3)の判定勝ちを獲得。
この勝利でWBC世界ランキング39位にランクインし、初の世界ランク入りを果たしました。
3. ルイス・ロブレス・パチェコ(2024年1月23日)
WBA世界バンタム級14位のロブレスとの対戦。ボクシング転向後初めてのKO勝利を記録。
4ラウンド開始前にロブレス側が脚の負傷を理由に棄権し、那須川は3回終了でのTKO勝利となりました。
4. ジョナサン・ロドリゲス(2024年7月20日)
WBA世界バンタム級4位のロドリゲスとの対戦。那須川は3回1分49秒でTKOで勝利し、2つ目のKO勝利を記録。
この勝利後、那須川はWBA世界バンタム級2位、WBC世界バンタム級3位にランクインしました。
5. ジェルウィン・アシロ(2024年10月14日)
フィリピンの強豪、アシロとのWBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦。
那須川はボクシング転向5戦目にして初のタイトルを獲得し、判定3-0(97-92、98-91、98-91)で完勝。
6. ジェイソン・モロニー(2025年2月24日)
元WBO世界バンタム級王者のモロニーとの対戦。那須川は10回判定で3-0(97-93×2、98-92)で勝利。
この試合後にWBC世界バンタム級1位にランクイン。
この勝利は、那須川が世界トップレベルの選手と互角以上に戦える実力を持つことを国際的に示しました。
7. ビクター・サンティリャン(2025年6月8日)
ドミニカ共和国の選手との対戦。那須川は10回判定で圧倒的なスコア3-0(99-91×2、100-90)で勝利。
今後の対戦予定:8戦目は世界タイトル戦
2025年11月24日 、那須川天心は、WBC世界バンタム級2位の井上拓真(大橋ジム)とのWBC世界バンタム級王座決定戦に臨みます。
この試合は、トヨタアリーナ東京で開催されることが決定しており、12回戦での対戦となります。
井上拓真は元WBA世界バンタム級王者で、2年以上の世界王座経験を持つ実力派。
現在のランキングでは両者ともWBC世界バンタム級のトップ2であり、日本人同士によるビッグマッチとして大きな注目を集めています。
ファイトスタイルとボクシング技術の特徴
那須川天心のボクシングにおけるファイトスタイルは、以下のような特徴を持っています。
サウスポー(左利き)スタイル
那須川天心は左利きのサウスポー・ボクサーです。
サウスポースタイルは、一般的なオーソドックススタイル(右利き)の選手にとって対策が難しく、戦術的な優位性があります。
その理由として、対戦相手がサウスポーの選手と戦う機会が少ないため、距離感やパンチの軌道の読みが難しくなるためです。
ボクサーファイタータイプ
那須川天心は攻撃と防御のバランスが取れた「ボクサーファイター」タイプです。
キックボクシング時代に培った卓越したフットワークと身体の使い方を、ボクシングに応用しており、相手との距離を効果的にコントロールします。
スピードと正確さ
キックボクシング時代からの顕著な特徴である、卓越したハンドスピードと正確なパンチ。
ボクシングでもこの特性は維持されており、コンビネーション攻撃の正確さが評価されています。
カウンターパンチの得意性
相手の攻撃をかわしながら隙を見てダメージを与えるカウンター攻撃が得意です。
この技術は、キックボクシング時代から培われたもので、相手の動きを読む能力が非常に高いことが特徴です。
獲得タイトルと現在の世界ランキング
◆ボクシング獲得タイトル:
- WBOアジアパシフィック・バンタム級王座(2024年10月獲得)
◆世界ランキング(2025年11月現在):
- WBC世界バンタム級:1位
- WBA世界バンタム級:1位(推定)
- IBF世界バンタム級:4位
キックボクシング時代の伝説的な戦績
参考までに、那須川天心のキックボクシング時代の成績を紹介します。
キックボクシング戦績
42戦42勝(28KO)無敗
- RISE世界バンタム級王座
- ISKAオリエンタルルール世界バンタム級王座
- RISE WORLD SERIES 58kg世界トーナメント優勝
- 武尊との「THE MATCH 2022」で判定勝ち
キックボクシング時代は、約66.7%のKO率を記録しており、強力なフィニッシング能力を持つファイターとして知られていました。
メイウェザーとのエキシビション対戦について
参考情報として、那須川天心は2018年12月31日に、5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー・ジュニアとスペシャルエキシビション(※公式戦ではないので戦績には含まれない)で対戦しました。
結果は1ラウンド2分19秒でメイウェザーのTKO(勝利)で終わりしましたが、ボクシング史上でも屈指の伝説的ボクサー・メイウェザーと手合わせできたことは、とてつもなく大きな財産となっていることでしょう。
まとめ:【2025最新】那須川天心のボクシング戦績とKO率・全対戦相手
那須川天心のプロボクシング戦績は、転向から約2年半の期間で7戦7勝(2KO)無敗。
キックボクシング時代の輝かしい実績を、ボクシングという新たな領域でも証明しつつあります。
格闘技において、驚異的な適応能力を示してきた那須川天心は、ボクシング界における新たなスーパースターとなるのか。今後の戦いに注目です。
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