ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュアスケート解説で「宇宙一!」などの名言が飛び出し、大きな注目を集めた元フィギュアスケート日本代表・高橋成美(たかはしなるみ)さん。
実は彼女、日本語以外に7ヶ国語を話せる”8言語マルチリンガル“としても有名なのをご存知でしょうか。
「具体的にどの国の言語を話せるの?」「なぜそんなに喋れるの?」「どうやって勉強したの?」と気になっている方も多いはず。
この記事では、高橋成美さんが習得した7ヶ国語の内訳から、語学力が身についた理由・勉強法まで、信頼性の高い情報をもとにわかりやすく解説します。
高橋成美が話せる7ヶ国語の内訳一覧
まずは「7ヶ国語はどこの国の言語なのか?」という一番の疑問にお答えします。
複数のメディアやプロフィール情報を総合すると、高橋成美さんが話せる外国語(7言語)は以下のとおりです。
- 中国語(北京語)
- 英語
- フランス語
- スペイン語
- イタリア語
- ロシア語
- 韓国語
これに加えて母語の日本語があるため、正確には「日本語を含む8言語を話せる」ということになります。
当サイトの調べによりますと、メディアによって「7か国語」「8か国語」と表現に揺れがありますが、列挙されている言語自体はほぼ共通していました。
「7ヶ国語」という表現は「日本語以外の外国語7言語」を指していると理解すると、すっきり整理できます。
高橋成美はなぜ7ヶ国語も話せるのか?3つの理由
理由① 幼少期の中国生活とインターナショナルスクール
理由② 慶應義塾大学でロシア語・韓国語を専攻
理由③ フランス語をきっかけにラテン語系言語を派生習得
理由① 幼少期の中国生活とインターナショナルスクール
高橋成美さんの多言語力のベースになっているのが、幼少期の中国(北京)での生活経験です。
最初は日本人学校に通っていましたが、その後インターナショナルスクールへ進学。
当時の高橋さんは「日本人だとバレたくない」「現地の子どもたちと溶け込みたい」という強い気持ちから、中国語を猛烈に使い続けました。
その結果、現地の子どもたちと対等に話せるレベルにまで成長したと語っています。
インターナショナルスクールでは授業のほとんどが英語で行われるため、自然と英語漬けの環境に身を置くことにもなりました。
つまり、幼少期から
- 家庭・日本人コミュニティ → 日本語
- 学校の授業 → 英語
- 日常生活・地元の友だち → 中国語
という「3言語環境」で育ったことが、多言語習得の強固な土台になっていると考えられます。
理由② 慶應義塾大学でロシア語・韓国語を専攻
高橋成美さんは、現役選手として世界各地を転戦しながらも、慶應義塾大学総合政策学部(SFC)を卒業しています。
「10年かけて大学を卒業しました」と本人も語っており、その粘り強さはアスリートそのものです。
大学では新たにロシア語と韓国語を専攻し、会話だけでなく文法・語彙・文化背景まで体系的に学びました。
フィギュアスケートの世界では、ロシアや韓国は競技強豪国として知られており、現地コーチや選手との会話に実際にこれらの言語が役立つ場面も多くあります。
競技者としての実用的なニーズと、大学での体系的な学習が組み合わさったことで、両言語を堪能なレベルまで引き上げていきました。
理由③ フランス語をきっかけにラテン語系言語を派生習得
フランス語・スペイン語・イタリア語はいずれも「ラテン語系言語」であり、単語や文法に多くの共通点があります。
高橋成美さんはフランス語を先に習得していたことで、スペイン語・イタリア語の習得をよりスムーズに進めることができました。
1つのラテン語系言語を身につけると、次の言語を「ゼロから学ぶ」より大幅に負担が軽くなるためです。
趣味・知的好奇心から始めたとされるスペイン語・イタリア語ですが、こうした「言語の共通点」を活かした学習が、語学数の増加に大きく貢献していると考えられます。
高橋成美の語学勉強法・習得術 5つのポイント
では、どのような考え方・勉強法で多言語を身につけていったのでしょうか。本人のインタビューや報道からわかるポイントを5つに分けて整理します。
ポイント① 「必要」と「憧れ」をモチベーションにする
中国語は「現地の友だちと溶け込みたい」、英語は「コーチの言葉を理解したい」という具体的な目的意識から伸ばしていきました。「なんとなく勉強する」ではなく、「この言語ができると○○ができる」という明確なゴールを持っていたことが、強いモチベーションにつながっています。
ポイント② 日常生活を「勉強の場」にしてしまう
勉強時間を別途確保するのではなく、学校生活・友だちとの会話・日々の生活そのものをターゲット言語で行う環境に身を置いていました。このように「生活ごと学習にしてしまう」アプローチが、自然かつ深い習得を可能にしています。
ポイント③ 大学のカリキュラムを最大限活用する
慶應義塾大学でロシア語と韓国語を専攻したことで、文法・語彙・発音を体系的に学ぶ機会を得ました。独学だけでなく、学校や講座という「体系的な場」を活用することで、確かな語学力の土台が築かれました。
ポイント④ 近い言語から派生させて効率よく増やす
フランス語→スペイン語→イタリア語というように、ラテン語系の言語を順番に学ぶことで、共通する語彙・文法を活かして効率よく習得しています。「ゼロから始める言語の数」を減らすことで、学習コストを大幅に下げています。
ポイント⑤ アスリートらしい継続力と粘り強さ
「10年かけて大学を卒業した」という逸話に象徴されるように、高橋さんの語学力も一夜漬けではなく、長期間かけてコツコツ積み上げてきたものです。バラエティ番組やクイズ番組への出演前には自作ノートで徹底的に準備するなど、アスリート仕込みの準備量と継続力が、語学でも発揮されています。
高橋成美の7ヶ国語習得から一般の語学学習者が参考にできること
高橋成美さんの環境をそのまま再現するのは難しいですが、考え方や学習の組み立て方は多くの人に参考になります。
- 目的を具体的にする → 「この言語ができると何が変わるか」をはっきりさせる
- 日常に言語を組み込む → スマホの言語設定を変える、SNSでフォローするアカウントを変えるなど、生活の中に言語を置く
- 近い言語を軸に広げる → 英語ができるなら、フランス語・スペイン語など語彙が似た言語から始めると効率的
- 体系的な学習の場を活用する → 独学だけでなく、オンラインレッスンや語学学校で文法・発音の基礎を固める
- 毎日継続する習慣をつくる → 1日5分でもアウトプット(話す・書く)を入れて習慣化する
高橋成美さんのような7ヶ国語・8言語は簡単ではありません。
ですが「目的意識×環境づくり×継続」という考え方は、今日から実践できるものばかりです。
高橋成美の7ヶ国語も話せる語学力が彼女のキャリアに活きている
多言語話者であることは、現在の高橋成美さんの活動にも直結しています。
- フィギュアスケート解説:英語・ロシア語・中国語などで海外選手・コーチのコメントを直接キャッチし、日本語でわかりやすく伝えられる
- JOC理事:海外の関係者との会議や交渉でも、多言語でコミュニケーションが取れる
- タレント・バラエティ出演:複数言語でのトーク・あいさつを披露できる「多言語タレント」としての個性を発揮
ミラノ・コルティナオリンピック「りくりゅう」ペアの解説で再び大きな注目を浴びた今、語学力とフィギュアスケートの専門知識を掛け合わせた活躍は、今後さらに広がっていきそうですね。
まとめ:高橋成美の7ヶ国語はどこの国の言葉?習得の経緯と勉強法
高橋成美さんが話せる7ヶ国語は、中国語・英語・フランス語・スペイン語・イタリア語・ロシア語・韓国語です。
母語の日本語を加えると、合計8言語を操るマルチリンガルということになります。
その背景には、幼少期の中国生活とインターナショナルスクールでの英語教育、慶應義塾大学でのロシア語・韓国語の体系的な専攻、そしてラテン語系言語の派生習得という3つの大きな要因がありました。
勉強法の本質は「明確な目的意識」「日常への組み込み」「継続力」の3点に集約されます。
高橋成美さんの語学習得ストーリーは、英語や中国語など1言語を伸ばしたいと思っている方にとっても、多くのヒントを与えてくれるはずです。
筆者は日本語しか話せませんが、高橋成美さんのマルチリンガルっぷりを調べて記事にしていく中で『せめて日本語ともう一つ、英語をマスターできたらいいな』と感じました。
みなさんも、日本語以外の言語習得に挑戦してみてはいかがでしょうか。(*^-^*)
高橋成美さん関連記事
