2025年1月に発表され、わずか4日間で約5万台の注文が殺到したスズキの人気モデル「ジムニーノマド」。
月間販売目標の1,200台を大きく超える需要に対応しきれず、2月3日に受注停止という異例の事態となりました。
多くのファンが「いつ買えるのか」と待ち望んでいた中、ついにスズキは2025年10月27日、ジムニーノマドの受注再開時期を正式に発表しました。受注再開日は2026年1月30日です。
本記事では、
◆ジムニーノマドの受注停止から再開までの経緯
◆増産体制の詳細、実際にいつ購入できるのか
◆納車までの見通し
などについて、最新情報をもとに徹底解説します。
購入を検討している方は、受注再開に向けた準備のために、ぜひ最後までお読みください。
ジムニーノマド受注再開日は2026年1月30日に決定
スズキは2025年10月27日、現在受注を停止している新型「ジムニーノマド」について、2026年1月30日より注文受付を再開すると正式発表しました。
これは、2025年2月3日の受注停止から約1年ぶりの再開となります。
発表によると、詳細については受注再開時にスズキホームページなどで改めて告知される予定です。
スズキは「引き続き受注再開に向けて、全社を挙げて取り組んでまいりますので、今しばらくお待ちいただけますよう、よろしくお願いいたします」とコメント。
既に注文をいただいている車両についても「1日でも早くお届けできるよう、継続して対応に努めてまいります」としています。
ジムニーノマドが受注停止に至った経緯と背景
ジムニーノマドは、2025年1月30日に正式発表され、4月3日より発売を開始。
ジムニーシリーズ初となる5ドアモデルとして大きな注目を集め、発表直後から予約が殺到しました。
スズキが設定していた月間販売目標は1,200台でしたが、わずか4日間で約5万台という想定をはるかに上回る注文が入りました。
この膨大な受注量を受けて、スズキは2月3日に「販売計画台数を大きく超える約5万台のご注文をいただいています。この状況を鑑みて、ご注文の受付を一時的に停止させていただきます」と発表し、受注を停止しました。
単純計算すると、月産1,200台では約41カ月分、つまり3年半以上のバックオーダーを抱えることになり、これがスズキに受注停止を決断させた大きな理由です。
この異例の人気ぶりは、日本国内でのSUV需要の高まりと、実用性を兼ね備えた5ドアジムニーへの期待の表れといえるでしょう。
増産体制の強化で納期短縮へ
受注停止後、スズキは供給体制の見直しに着手しました。2025年5月30日、スズキは新型ジムニーノマドの増産計画を発表しました。
具体的には、ジムニーノマドを生産するインドのマルチ・スズキ・インディア社での現地生産を、2025年7月より月間約3,300台に増産するというものです。
これは当初の月間目標1,200台の約2.7倍にあたり、年間生産台数は最大3.9万台規模となります。
この増産体制により、バックオーダー約5万台は約1年半程度で解消される見込みとなりました。
実際に、2025年9月の輸入台数は3,999台と大幅に改善しており、増産計画が順調に進んでいることが確認できます。
スズキは増産発表時に「今回の増産により、引き続き早期に受注を再開できるよう、全社を挙げて取り組んでまいります」とコメントしており、今回の受注再開発表はこの約束が実現した形です。
ただし、2025年7月末から8月にかけて一時的な出荷停止が発生しました。
原因は「塗装に関する不具合」といわれており、安全性に影響するものではなかったため、リコール等の届け出はありませんでしたが、8月の登録台数はわずか72台に落ち込みました。
幸い、2025年8月下旬には出荷が再開され、9月以降は順調に生産が進んでいます。
ジムニーノマドの特徴とスペック
ジムニーノマドは、ジムニーシリーズの特長である本格的な悪路走破性を維持しながら、5ドアボディとホイールベースの延長により、後席の居住性と快適性を大幅に向上させたモデルです。
ボディサイズは全長3,890mm、全幅1,645mm、全高1,725mmで、ホイールベースは2,590mmです。
これは3ドアのジムニーシエラ(全長3,550mm、ホイールベース2,250mm)と比較して、全長とホイールベースが340mm延長されています。
この延長により、後席ヒップポイントを50mm後方に移動して膝周辺スペースを確保し、後席乗員間距離を90mm拡大することで、横方向のスペースにも余裕が生まれました。
さらにシートクッションの厚みを確保し、長距離ドライブでの快適性も高められています。
荷室容量は211リットルで、4名乗車時の荷室床面長はジムニーシエラに対し350mm拡大した590mmとなっています。荷室には荷物の滑りにくいカーペットが採用されました。
エンジンはジムニーシエラと同じ1.5L直列4気筒DOHC(K15B型)を搭載し、出力スペックも同一です。ギア比もAT車、MT車ともにシエラと共通ですが、車両重量がシエラより約100kg重くなっています。
価格は5速MTが265万1,000円、4速ATが275万円で、ジムニーシエラの上位グレード「JC」と比較すると約57万円高くなっています。
安全装備面では、ジムニーシエラのデュアルセンサーブレーキサポートに対して、ノマドは格上のデュアルカメラブレーキサポートを採用し、アダプティブクルーズコントロール(ACC)や夜間歩行者検知にも対応しています。
ジムニーノマド:受注再開後の購入方法と注意点
2026年1月30日の受注再開に向けて、購入を検討している方は早めの行動が推奨されます。
前回同様、再び注文が殺到して早期に受注停止となる可能性が高いためです。
専門家は「ノマドの購入を考えているユーザーは、すぐにでもスズキのディーラーを訪れて購入の希望を伝え、来年1月の受注再開の予約の列に並ぶことをオススメしたい」とアドバイスしています。
正式受注前でもディーラーで購入希望を伝えておくことで、受注再開時にスムーズに契約できる可能性があります。
受注再開時の詳細については、スズキ公式ホームページなどで改めて告知される予定ですので、こまめに公式情報をチェックすることが重要です。
また、ディーラーによっては事前に連絡先を登録しておくと、受注再開時に優先的に案内してくれる可能性もあります。
気になる方は、最寄りのスズキディーラーに問い合わせてみるとよいでしょう。
ジムニーノマド:納車までの期間と見通し
受注再開後の納車時期については、契約タイミングによって大きく異なると予想されます。
現在すでに契約済みの方の納期状況を見ると、ジムニーシエラからノマドへ切り替えた優先枠の方は最短2ヶ月から1年以内に納車されている例があります。
一方、2025年2月の受注停止直前に新規で契約した方は、最長で約4年待ちと案内されているケースもあります。
増産体制が確立された現在、月産約3,300台の生産が継続されれば、納期は大幅に改善される見込みです。
実際に、2025年9月の輸入台数は約4,000台に達しており、当初想定されていた最長4年という納期は大幅に短縮される可能性が高いでしょう。
ただし、受注再開後に再び大量の注文が入った場合、納期が延びる可能性もあります。
早期に契約できれば2026年中の納車も期待できますが、受注再開からしばらく経ってから契約した場合は1年から2年程度の待ち時間を覚悟する必要があるかもしれません。
具体的な納期については、契約時にディーラーから案内がありますので、受注再開後に早めに相談することをおすすめします。
ジムニーノマド:中古車市場の動向
新車の受注停止期間中、中古車市場ではジムニーノマドがプレミア価格で取引されていました。
発売直後は新車価格の120%を超えるリセールバリューを記録し、買取相場も新車価格を上回る状況だったのです。
しかし、2025年5月後半からは業者オークションでの出品台数が増加し、相場は下落傾向に転じました。
2025年7月時点では、中古車価格が350万円台に落ち着き、オークションでも新車価格割れで流れるケースが出てきました。
この相場下落は、増産体制による供給量の増加と、転売目的の購入者が手放し始めたことが主な要因です。
専門家は「転売対象としての価値は完全に終わりました」と分析しており、今後は新車での購入が最も合理的な選択肢となるでしょう。
ただし、現在でも中古車価格は320万円から598万円の範囲で取引されており、新車価格と比較すると依然として割高です。
受注再開を待って新車で購入する方が、コストパフォーマンスの面でも優れていると言えます。
ジムニーシリーズとの比較検討
ジムニーノマドの購入を検討する際、ジムニー(軽自動車)やジムニーシエラ(3ドア普通車)との比較も重要です。
軽自動車のジムニーは維持費の安さが最大の魅力で、最上級グレードXCのAT車でも200万2,000円と経済的です。
一方、ジムニーシエラは最もオフロード性能に優れ、最上級グレードJCのAT車は218万3,500円です。
ノマドのFCのAT車は275万円なので、シエラとの価格差は約57万円となります。
乗用車としての実用性を重視するならノマドが圧倒的に有利ですが、本格的なオフロード走行を優先するならシエラ、経済性を最重視するならジムニーという選び分けになります。
4人での長距離移動や日常使いの快適性を求める方には、ノマドが最も無難でベストな選択となるでしょう。
また、「シエラで十分」という声もあり、3ドアの不便さをそれほど感じない方や、より本格的なオフロード性能を求める方にはシエラも魅力的な選択肢です。
ジムニーノマド:最新情報のチェック方法
ジムニーノマドの受注再開に関する最新情報は、以下の方法で入手できます。
まず、スズキ公式ホームページの「ジムニーノマド」専用ページでは、受注再開時の詳細が告知される予定です。また、スズキの公式プレスリリースページでも重要な発表が掲載されます。
さらに、最寄りのスズキディーラーに直接問い合わせることで、地域ごとの受注状況や納車見込みについて具体的な情報を得ることができます。
ディーラーによっては、メールやLINEで最新情報を配信しているところもありますので、登録しておくと便利です。
自動車専門メディアやニュースサイトでも、ジムニーノマドに関する最新情報が随時報道されています。
定期的にチェックすることで、受注再開に向けた準備を万全にすることができるでしょう。
まとめ:ジムニーノマド受注再開いつからでいつ買えるのか
スズキ新型「ジムニーノマド」の受注再開日は2026年1月30日と正式に発表されています。
2025年2月の受注停止から約1年ぶりの再開となり、多くのファンが待ち望んでいたニュースです。
受注再開後は再び注文が殺到することが予想されるため、購入を検討している方は今からディーラーで購入意思を伝えておくことをおすすめします。
早めの行動が、希望のジムニーノマドを手に入れる最大のカギとなります。
最新情報はスズキ公式ホームページや各ディーラーで随時更新されますので、こまめにチェックして受注再開に備えましょう。
