井上拓真は、井上尚弥の弟として有名なだけでなく、プロボクシング界で確かな実績を残し続けているボクサーです。
2025年11月24日には、那須川天心とのWBC世界バンタム級王座決定戦が予定されており、世界王座への返り咲きが注目を集めています。
本記事では、井上拓真の戦績、KO率、負けた相手、そして現在の最新情報について、データに基づいて解説します。
井上拓真選手の強さと課題について知りたい方必見の内容です。
井上拓真とは:プロフィールと背景
井上拓真(いのうえ たくま)は、1995年12月26日生まれ。神奈川県座間市出身のプロボクサーです。
所属ジムは大橋ジム(大橋秀行会長)で、兄の井上尚弥(現WBC・WBA・IBF・WBO世界スーパーバンタム級統一王者)と同じジムで活動しています。
アマチュア時代から実績を積み重ねており、アマチュア通算57戦52勝5敗の優秀な成績を収めています。
2013年12月にプロボクシング選手としてデビューして以来、国内外の舞台で活躍してきました。
井上拓真の戦績・獲得タイトル歴:2025年最新版
井上拓真の2025年11月現在の戦績は、22戦20勝(5KO)2敗。
※那須川天心戦を終えた時点の最新の戦績は 23戦21勝(5KO)2敗 です。
高い勝率を誇り、複数の世界タイトルを獲得・防衛してきました。
■獲得・保有したタイトル:
- 第44代日本スーパーバンタム級王座
- 第35代OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座
- 第49代OPBF東洋太平洋バンタム級王座
- 第8代WBOアジアパシフィックスーパーバンタム級王座
- WBC世界バンタム級暫定王座(2018年12月30日~2019年11月7日)
- WBA世界バンタム級王座(2023年4月8日~2024年10月13日)
注目すべきは、やはり世界王者の経験者である点です。
井上拓真の実力を物語る実績と言えるでしょう。
KO率について:ボクシングスタイルの特徴
井上拓真のKO率は、現在のところ約22.7%(5KO/22戦)となっています。
これは比較的低いKO率ですが、これは彼のボクシングスタイルを理解する上で重要なポイントです。
井上拓真は、父である井上真吾トレーナーが築き上げた「打たせないボクシング」という戦術理論を継承しており、ディフェンスを徹底強化した上でオフェンスを構築することを基本としています。
つまり、相手に打たせない、接近されない、ダメージを受けないボクシングを心がけることで、12ラウンドフルで自分のボクシングを貫く耐久力を確保しているのです。
2025年11月に予定されている那須川天心のKO率が約29%(7勝2KO/24戦)であるのに対し、井上拓真は約23%のKO率となっていて「世界戦にしては低いKO率同士の闘い」という点も注目されています。
井上拓真が負けた相手と試合結果の詳細
井上拓真が負けた相手は、以下の2人です
1. ノルディーヌ・ウバーリ- 2019年11月7日
試合内容: WBC世界バンタム級王座統一戦(12回戦)
結果: 0-3判定負け(スコア:110-117、112-115、107-120)
開催地: 東京
2018年12月30日にWBC世界バンタム級暫定王座を獲得した井上拓真が、2019年11月7日に、フランスの実力者ノルディーヌ・ウバーリとの王座統一戦に挑みました。
しかし、この試合では三人の審判全員から支持を得られず、0-3の判定負けで敗北。WBC世界バンタム級暫定王座を陥落しました。
この試合は、井上拓真のプロボクシングキャリアで最初の大きな挫折となり、その後の活動に大きな影響を与えることになります。
2. 堤聖也(つつみ せいや)- 2024年10月13日
試合内容: WBA世界バンタム級王座防衛戦第3防衛(12回戦)
結果: 0-3判定負け(スコア:113-114、112-115、110-117)
開催地: 東京・有明アリーナ
対手の戦績: 12勝(8KO)2分け
堤聖也との対戦は、実に12年前となる高校時代のインターハイ以来の再戦でした。
当時の高校2年生時の対戦では、井上拓真が判定勝利を収めており、堤聖也は「次は俺が勝つからな」と伝えていた因縁の相手でした。
プロになってから約12年間、堤聖也は「片思い状態」で井上拓真へのリベンジを追い求めていたのです。
迎えた2024年10月13日の試合では、堤聖也が中盤以降プレッシャーをかけ続け、第10ラウンドではロープ際でのダウン判定を取るなどして井上拓真を上回りました。
試合後、井上拓真は「気持ちで相手が上回ってきた」「技術よりもただ単に自分が弱かった」と敗北の要因を分析しています。
この敗北により、WBA世界バンタム級王座を陥落し、約4年11ヶ月ぶりの2敗目となりました。
井上拓真の世界戦での主要な勝利
井上拓真が成し遂げた世界戦での主要な勝利には、以下のような試合が挙げられます
■WBA世界バンタム級王座獲得戦(2023年4月8日)
- 対戦相手:リボリオ・ソリス(ベネズエラ)
- 結果:12R判定勝利 3-0(116-112、117-111、118-110)
- 意義:WBA世界バンタム級王座を初獲得
■WBA世界バンタム級王座防衛戦(2024年2月24日)
- 対戦相手:ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)
- 結果:9RKO勝利
- 意義:WBA世界バンタム級王座初防衛、世界舞台での実力を発揮
■WBA世界バンタム級王座防衛戦第2防衛(2024年5月6日)
- 対戦相手:石田匠(井岡ジム所属)
- 結果:12R判定勝利 3-0(118-109、118-109、116-111)
- 意義:日本国内での実力者との対戦で堂々の勝利
こうした試合を通じて、井上拓真はWBA世界バンタム級王座を2度防衛し、世界レベルの実力を証明してきました。
2025年11月:那須川天心戦と世界王座返り咲きへの道
2025年11月24日、トヨタアリーナ東京で、井上拓真は元キックボクシング世界チャンピオンの那須川天心とのWBC世界バンタム級王座決定戦に臨むことが予定されています。
那須川天心は、2023年4月にボクシングに転向後、現在7戦全勝という実績を持つ選手。
2025年2月にはジェイソン・モロニー(オーストラリア)を判定で下し、WBC世界ランク1位に浮上しました。
井上拓真は、2024年10月13日の堤聖也戦での敗北から約13ヶ月ぶりの世界戦。
兄の尚弥もサポートする中、父・真吾トレーナーの指導下で最高のコンディションを整えており、「天心に初黒星を付けたい」というモチベーションで試合に臨みます。
まとめ:井上拓真の戦績とKO率・負けた相手はだれかも解説
井上拓真の戦績は22戦20勝(5KO)2敗で、WBA世界バンタム級王座を獲得・防衛した実績を持つ世界戦経験者です。
KO率は約22.7%で、ディフェンスを重視した「打たせないボクシング」というスタイルを特徴としています。
負けた相手はノルディーヌ・ウバーリ(2019年)と堤聖也(2024年)の2人。
2025年11月24日には那須川天心とのWBC世界バンタム級王座決定戦が控えており、世界王座返り咲きが注目されています。
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