阪神に移籍の伏見寅威はどんな選手?獲得理由・契約内容・年俸推移を解説!

阪神に移籍の伏見寅威はどんな選手?獲得理由・契約内容・年俸推移を解説!

2025年11月14日、阪神タイガースと北海道日本ハムファイターズの交換トレードが発表されました。

阪神が獲得したのは、日本ハムの伏見寅威(ふしみ とらい)捕手。

北海道千歳市出身の35歳で、オリックス時代には2021年のリーグ優勝、2022年の日本一に貢献した経験豊富な選手です。

本記事では、阪神タイガースがなぜトレードで伏見捕手を獲得したのか、その背景にある獲得理由、契約内容、年俸推移などについて、詳しく解説します。

目次

伏見寅威とは?プロフィールと基本情報

伏見寅威(ふしみ・とらい)は、1990年5月12日生まれ、北海道千歳市出身のプロ野球捕手です。

身長182センチ、体重87キロ、右投げ右打ち。

東海大学第四高等学校(現東海大札幌高等学校)を経由して東海大学に進学。

2012年のドラフト会議でオリックス・バファローズから3位指名を受け、プロ野球キャリアをスタートさせました。

プロ入り前の伏見は、東海大学で大学ナンバーワン捕手として高い評価を受けていました。

1学年上の菅野智之投手とバッテリーを組み、2年時には東都リーグのMVP、首位打者、ベストナインの3冠を獲得。

2010年の第5回世界大学野球選手権大会では日本代表に選出されるなど、国内外で活躍の場を広げていました。

オリックス時代の活動と成績・年俸推移

伏見がプロ野球界でその実力を示したのは、2018年のシーズンです。

この年、伏見は76試合に出場し、打率.274、17打点を記録。

その後、2019年に左アキレス腱断裂という大けがを負いますが、2020年に見事な復帰を果たします。

オリックス時代で特に注目を集めたのは、2021年から2022年の活躍です。

2021年は91試合に出場。捕手としての経験値と安定したプレーで、チームの優勝に大きく貢献。

2022年は日本シリーズでも活躍し、オリックスの26年ぶりの日本一獲得を支えたキープレイヤーとなりました。

年度球団試合数打率本塁打打点年俸(推定)
2018オリックス76.2741171000万円
2019オリックス39.164192200万円
2020オリックス71.2596231650万円
2021オリックス91.2184252650万円
2022オリックス76.2293214500万円

オリックスでの通算成績は、633試合中419試合の出場で、打率.233、16本塁打、98打点。

捕手としてのリードと、守備面での安定性が高く評価されていました。

日本ハムへのFA移籍と3年契約の詳細

2022年11月、伏見寅威はオリックスから国内フリーエージェント(FA)権を行使し、日本ハムへの移籍を決断します。

この決断は、新庄剛志監督と稲葉篤紀GMの熱心なラブコールによって実現しました。

新庄監督は当時、「優勝を目指す上で伏見君の力を貸してほしい。リードと打撃を見ていてずっといいなと思っていた」とコメント。

稲葉GMも「本当に一生懸命やっていて、プレースタイルを見ていても人格の高さが印象的だった」と、伏見の人間性も含めて高く評価していました。

契約内容の詳細:

契約形態:3年総額3億円程度の複数年契約

初年度年俸:推定4500万円から現状維持

背番号:23番(オリックス時代と同じ番号)

契約期間:2023年~2025年シーズン

この3年契約は、北海道出身である伏見の故郷回帰という側面と、日本ハムの優勝請負人としての期待が込められたものでした。

日本ハム時代の活躍と年俸推移

日本ハムに加入した伏見は、すぐに存在感を発揮します。

2023年は89試合に出場し、若いチーム内での指導者的存在として活躍。

2024年には62試合の出場で打率.242、21打点を記録し、後半戦での活躍でチームの2位躍進に貢献しました。

2025年シーズンは64試合に出場し、打率.241、11打点を記録。

今季のシーズンでは、伊藤大海投手とのバッテリーで「最優秀バッテリー賞」を受賞するなど、ピッチャー育成での実績も評価されました。

年度球団試合数打率本塁打打点年俸(推定)
2023日本ハム89.2013124500万円
2024日本ハム62.2420211億円
2025日本ハム64.2412111億円

日本ハムでの3年契約は、2年目以降の年俸が1億円での現状維持となりました。

2023年から2025年の3シーズンが契約対象で、2025年シーズンが契約最終年となっていました。

阪神への交換トレード成立と獲得理由

2025年11月14日、阪神タイガースと日本ハムファイターズの間で電撃トレードが発表されました。

阪神が獲得したのは伏見寅威捕手で、日本ハムが獲得するのは島本浩也投手というトレード内容です。

トレード成立の背景と獲得理由:

阪神がこのトレードに踏み切った理由は、即戦力となるベテラン捕手の確保です。

阪神の捕手陣は梅野隆太郎(34歳)、坂本誠志郎(32歳)という主力捕手がいますが、さらなる層の厚みを求めたと考えられます。

633試合出場の豊富な経験と、2025年シーズンの伊藤大海との最優秀バッテリー賞受賞という実績が、阪神捕手陣の強化につながると判断されました。

阪神は2022年にも日本ハムとのトレード(江越大賀、斎藤友貴哉の交換)を行っており、今回は3年ぶりのトレードとなります。

一方、日本ハムが伏見を放出してまで島本を獲得したかった理由は、中継ぎ左腕不足への対応です。

日本ハムは左腕リリーフ投手の層の薄さが課題であり、島本の力(今季の防御率:1.88)が必要だと判断したと考えられます。

伏見寅威の人間性と捕手としての評価

伏見が多くの球団に評価される理由は、単なる成績だけではありません。

その人間性と献身的なプレースタイルが高く評価されています。

日本ハムの新庄監督は伏見の加入時に、「フロントにすぐ動きましょうとお願いした。ウチのキャッチャーの子たちをメラメラ燃えさせたい。北海道出身で地元愛もあると思うので、ぜひ来てもらいたい」とコメント。

稲葉GMも「プレースタイルを見ていても、本当に一生懸命やっている。練習も試合中も周りを見られて、ピッチャーへの気遣いも含めて、本当にいい選手だなと見ていた」と評価しました。

スポーツ紙のコラムでは、伏見について「『女房役』という言葉がよく似合う」と表現されるなど、投手の力を引き出すリード力と、チーム内での存在感が印象的な選手です。

また、2024年に山崎福也投手との「さちとらバッテリー」でチームを引っ張り、日本ハムの2位躍進を実現させたことも、彼の捕手としての実力を物語っています。

伏見寅威:阪神タイガースでの新しいスタート

本記事執筆時では、阪神での伏見の背番号は23番ではなく、まだ正式発表待ちの状態です。

背番号23は阪神において吉田義男元監督・名遊撃手の永久欠番となっており、伏見は異なる背番号を与えられることが確実視されています。

伏見は、阪神移籍でチーム最年長野手となります。

梅野隆太郎(34歳)、坂本誠志郎(32歳)とともにベテラン捕手として、チーム内での指導者的役割も期待されています。

3人の捕手すべてが過去に最優秀バッテリー賞を受賞しているという、強力な捕手陣が完成したと言えるでしょう。

阪神ファンとしては、

捕手陣の戦力が厚みを増す安心感と、

若手捕手に1軍経験を積ませられなくなる=育成はどうするのかという危機感、

が入り混じることになりそうです。

伏見寅威:プロ通算成績と評価

伏見寅威のプロ野球通算成績は以下の通りです

  • 通算出場試合数:633試合
  • 通算打率:.233
  • 通算本塁打:21本
  • 通算打点:142点
  • 盗塁阻止率:.415(2021年リーグ2位)

注目すべきは、彼のキャリアを通じた安定性です。

怪我からの復帰、チーム内での競争、複数のチームでの活躍など、あらゆる環境下で結果を残してきました。

伏見寅威:2025年のシーズンと阪神での期待

2026年シーズンは、伏見にとって新しいチャレンジの年となります。

35歳という年齢と豊富な経験値から、坂本、梅野とともに阪神の捕手陣をまとめ、リーグ優勝2連覇と日本一を目指すうえで重要な役割を担うことが期待されています。

2026年、藤川監督が伏見をどのような形で起用するか注目です。

まとめ:阪神タイガースに移籍の伏見寅威はどんな選手?

伏見寅威選手は、オリックス時代の日本一経験、日本ハムでの安定した活躍を経て、阪神タイガースにトレード移籍でやってきた経験豊富なベテラン捕手です。

2012年ドラフト3位で入団してからプロ13年目となり、633試合の出場経験を持つ35歳の伏見選手。

どのような形で阪神に貢献してくれるのか、2026年シーズン以降の活躍と役割に注目が集まります。

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