参政党の初鹿野裕樹(はじかの ひろき)議員が、選挙公約として掲げていた「議員歳費返納」を当選後に撤回したことで、大きな炎上が起きています。
「詐欺まがい」「嘘つき」との批判が相次ぐ中、一体何が起きているのでしょうか。
本記事では、初鹿野議員の発言から問題の経緯、SNSでの反応まで詳しく解説します。
参政党・初鹿野議員は何をした?炎上の背景
今回の参政党・初鹿野裕樹議員(48)の炎上は、当選前に掲げていた「議員歳費返納」の公約を撤回すると発表したことが大きな原因です。
2025年7月の参院選神奈川選挙区で初当選した初鹿野議員は、選挙前から一貫して『歳費(国会議員の給与)を返納する』と宣言していました。
具体的には、選挙前の2025年1月4日に『私は普段から政治と金の問題を非難しているので、当選の暁には議員歳費は返納予定です』と投稿しています。
さらに、同月30日には『幼い頃、政治家は人間のクズだと思っていた。【政治と金の問題】いつになったら解決するのか?私が国会議員になった暁には『国会議員歳費・旅費及び手当等に関する法律』を改正し、歳費(給与)を返納します」と明言していたのです。
「議員歳費返納」公約撤回の理由と反応
しかし、9月12日に女性自身の取材に対し、初鹿野議員は
「所属政党の方針を尊重して発信するべき事項であるところ、所属政党の方針を確認せずに投稿した点においては不適切であったと感じております。そのため、今回ご質問を受けた歳費返納の意向は一度取り下げたいと思います」と回答しました。
国会議員には月額129万4千円の歳費が支給され、初鹿野議員も既に7月末から8月分の歳費を受け取っています。
現行制度では参議院議員の自主返納は2022年に失効しており、法改正なしに返納することはできません。
公約撤回にSNSでの炎上と批判の声
この発表を受けて、SNS上では激しい批判が展開されています。
X(旧Twitter)では
「歳費返納して下さいね。法律上無理なら、選挙区外に寄付をお願い致します」
「選挙公約を取り下げるのであれば当選事実も同時に取り下げねばなるまい」
「公約ってなんだろう?」
「はい嘘吐ききたー」
などの声が上がっています。
他にも
「この党らしいやり方。よく分からん連中に耳障りがよい事だけ訴えて結局何もしないしできない」
初鹿野議員の過去の問題発言と選挙妨害告発
初鹿野議員を巡っては、歳費返納問題以前にも複数の問題が発生していました。
参院選前の6月18日には「南京大虐殺が本当にあったと信じている人がまだいるのかと思うと残念でならない」とXに投稿し、歴史認識を巡って批判を受けています。
また、選挙期間中の7月7日には共産党を中傷する投稿を行い、「沢山の仲間が共産党員により殺害され、殺害方法も残虐であり、今だに恐怖心が拭えません」などと事実に基づかない内容を発信。
これを受けて共産党神奈川県委員会は公職選挙法違反(虚偽事項公表)と名誉毀損で県警に告訴状を提出しました。
さらに、7月18日の街頭演説では、抗議に集まった市民を「ああいうのは非国民ですから」と発言し、これについても撤回を求められましたが拒否しています。
参政党の対応と今後の展望
参政党は初鹿野議員の一連の問題について詳細な見解を示していませんが、神谷宗幣代表は9月15日に初鹿野議員と共に街頭演説を行うなど、継続的な支援姿勢を示しています。
一方で、有権者からは「初鹿野氏の戯言に騙されて投票した人がいるとしたらお気の毒様でした」という声や、参政党自体への不信を示す意見も多く見られている状況です。
今後の国会活動や次回選挙への影響が注目されています。
法的問題と選挙制度への影響
現在の公職選挙法では、選挙公約の履行について法的拘束力はありませんが、有権者の信頼を損なう行為として政治的な責任が問われる可能性があるでしょう。
特に具体的な金額を示した公約の撤回は、選挙の公正性への疑義を招く重大な問題とされています。
初鹿野議員は8月19日の時点では「引き続き実現に向けて尽力いたします」と述べていましたが、わずか1か月後の撤回は有権者への説明責任を果たしていないとの批判も上がっているのが現状です。
まとめ:参政党・初鹿野議員炎上の理由・何があったのか解説
参政党・初鹿野裕樹議員の「歳費返納」公約撤回問題は、選挙制度の根幹に関わる深刻な事案と言えるでしょう。
選挙前の明確な約束を当選後に一方的に取り下げる行為は、有権者の信頼を大きく損なうものだからです。
過去の問題発言と併せて、政治家としての資質が厳しく問われる状況となっており、今後の動向が注目されます。
