2025年8月19日、阪神タイガースの近本光司選手が国内フリーエージェント(FA)権を取得し、プロ野球界に大きな話題を呼んでいます。
日本球界屈指のリードオフマンとして活躍する近本の動向は、今後の阪神タイガースの戦力構成を左右する重要な要素です。
FA権を取得した近本選手は他球団へ移籍するのか、それとも阪神に残留するのか。
本記事では、
【近本光司】FAで他球団へ移籍の可能性と阪神残留濃厚の根拠を徹底考察!
と題し、近本選手の去就について、移籍の可能性と残留の根拠を分析し、最新情報をもとに徹底的に考察していきます。
近本光司のFA権取得と現状
阪神タイガースの近本光司選手が2025年8月19日、7年間の出場選手登録日数を満たし、国内FA権の資格取得条件をクリア。
2018年ドラフト1位で入団して以来、1年目から一軍でレギュラーとして活躍し続け、最短でのFA権取得となりました。
近本選手は権利取得について「7年間関わった人、またそれまでに関わった人、いろいろな人に感謝したい。ここまでケガなく来られたことと、毎年試合に出ることができた」と感謝の気持ちを表現しています。
FA権行使の有無については「シーズン中なのでそこまで考えることはないが、時間があれば考えていきたい」と慎重な姿勢を見せており、今後の動向に注目が集まっている状況です。
現在30歳の近本選手は、入団から6年連続でタイトルを獲得するなど、走攻守全てにおいて高いレベルでプレーを続けている球界屈指の外野手です。
今シーズンも打率2割9分あたりをキープ、安打数・盗塁数でリーグトップを記録するなど、不動のリードオフマンとしてチームを牽引し続けています。
さらに、ケガやコンディション不良による離脱がほとんどない点も大きなストロングポイント。
今現在の阪神タイガースにとって欠かすことのできない選手と言えるでしょう。
近本光司のFA市場価値と他球団の関心
FA市場における近本光司選手の評価は極めて高く、代理人からは「5年25億円規模」という市場価値が語られています。
この数字は、過去の阪神FA残留選手である鳥谷敬の5年20億円(2014年オフ)、大山悠輔の5年17億円プラス出来高(2024年オフ)を上回る、阪神生え抜き選手では史上最大級の条件です。
球界関係者によると、今年FA権を取得する選手の中で近本選手が最大の注目株との評価だそうです。
「岡本和真、吉川尚輝、中川皓太の巨人勢、投手では高橋光成(西武)、柳裕也(中日)、野手では辰己涼介(楽天)、松本剛(日本ハム)がFA権を取得予定だが、実績と年齢を考慮すると近本が最大の注目株」と某球団編成担当者は語っているとのこと。
近本選手の移籍先候補として資金力が豊富で外野手不足のチームが挙げられており、具体的には巨人(読売ジャイアンツとオリックス・バファローズの名前が取り沙汰されています。
巨人は昨年も阪神・大山悠輔選手の獲得を画策しており、今年も近本選手に対して積極的にアプローチする可能性があると報じられています。
阪神タイガース:FA取得の近本光司引き留め戦略
阪神球団は近本選手の流出阻止に向けて、最大限の「誠意」を示す方針を固めています。
竹内孝行球団本部副本部長は近本選手について「必要な選手か」との質問に対して「もちろん」と即答し、「皆さんもご存じの通り」と続けるなど、球団としての評価の高さを示しています。
阪神球団は既に昨オフから引き留め工作を開始しており、2024年12月の契約更改時には複数年契約を提示していました。
しかし近本選手は「複数年のメリットより単年のメリットの方がいい」として単年契約3億7000万円を選択しています。
この際、嶌村聡球団本部長は複数年の提示について「それだけいてもらいたい選手ということ」と説明していました。
阪神の年俸ランキングでは、近本選手の3億7000万円が現在トップとなっており、球団では金本知憲さん、藤川球児さん、城島健司さんらに次ぐ歴代8番目の高額年俸となっています。
今後のFA交渉では、さらなる大型契約が用意される可能性が高いとされています。
FA権取得・近本光司の残留可能性が高い根拠
近本選手が阪神タイガースに残留する可能性が高いとされる根拠はいくつかあります。
まず、地元愛の強さが挙げられます。近本選手は兵庫県淡路島出身で、生まれも育ちも関西。社会人時代も大阪ガスでプレーしており、これまで関西から出たことがない選手です。
自身の地元球団である阪神から出ることには、相当なメリットがないといけないでしょう。
次に、チーム内での地位の安定性も大きいです。近本選手は阪神のドラフト1位生え抜き選手として、不動のリードオフマンの地位を確立しています。
現在、そのポジションを脅かす若手選手の台頭もなく、今後もチーム戦略の中核を担う存在となっています。
さらに、阪神での実績と充実感も重要な要素です。
近本選手は入団以来、盗塁王5度、最多安打1度、ゴールデングラブ賞4度、ベストナイン4度の受賞を重ねており、2023年には38年ぶりの日本一にも貢献し、日本シリーズMVPを獲得しています。
これらの実績は阪神タイガースでこそ積み上げられたものであり、チームへの愛着も深いとされています。
近本光司:他球団へのFA移籍の障壁と現実的課題
一方で、近本選手の他球団への移籍にはいくつかの障壁があります。
中でも、経済的ハードルが最も大きな要因です。現在の年俸3億7000万円は阪神の現役選手中トップの高給取りであり、これを上回る条件を提示できる球団は限られています。
あるパ球団の編成担当者からは「年俸3億7000万円は獲得のハードルが相当高い。そもそも近本が阪神を出るとは思えない」と懐疑的な見方も。
同様に、他球団からは「結局、阪神から好条件を引き出すためのダシにされるだけではないか」と声も聞かれます。
また、新たな環境に対して不安もあるでしょう。近本選手は関西メディアとの関係も良好で、阪神ファンからの絶大な人気を得ています。
他球団に移籍した場合、新しい環境への適応や、ファンとの関係構築などの課題があります。
近本光司:FA権行使の判断要因
近本選手がFA権を行使するかどうかの判断には、いくつかの要因が影響すると考えられます。
契約条件は最も重要な要素で、阪神が提示する複数年契約の内容と、他球団からのオファーとの比較が鍵となるでしょう。
チーム状況も重要です。現在阪神は優勝争いを続けており、来季以降も上位進出が期待できる戦力を維持しています。
勝利を追求する近本選手にとって、強いチームでプレーし続けられることは大きな魅力となるはずです。
そして、個人的な生活スタイルや価値観も見逃せません。
近本選手は結婚しており、家族との生活を考慮する必要があります。地元関西での生活基盤を変えることへの心理的な負担も、判断に影響する可能性があります。
阪神タイガースの近年のFA事例から見る傾向
阪神の近年のFA事例を振り返ると、残留パターンが目立っています。
2024年オフには大山悠輔選手が国内FA権を行使しましたが、巨人との争奪戦の末、最終的に5年17億円プラス出来高で阪神残留を決断しました。
その他、2024年に4人がFA権を初取得し、原口文仁選手は行使後に残留、坂本誠志郎選手と糸原健斗選手」は宣言せずに残留を選択しています。
これらの事例は、阪神の選手にとって球団への愛着や地元での生活の価値が高いことを示しています。
2014年には鳥谷敬がメジャー挑戦を視野に海外FA権を行使しましたが、条件で折り合わず阪神残留を選択し、当時としては最長の5年総額20億円で契約しました。
これらの前例は、近本選手の判断にも影響を与える可能性があります。
まとめ:【近本光司】FAで移籍の可能性と阪神残留濃厚の根拠
近本光司選手のFA権取得は、阪神タイガースにとって大きな正念場となりそうです。
市場価値5年25億円とも評される球界屈指のリードオフマンの動向は、球界全体の注目を集めています。
移籍の可能性については、巨人やオリックスといった資金力のある球団からの関心が予想されるものの、現実的には多くの障壁があるのが現実です。
一方、タイガース残留の根拠はとても強いと言えます。
◆兵庫県出身で生まれ育ちが関西という地元愛
◆ドラフト1位生え抜きとしてのプライド
◆黄金期とも言える強いチーム内での確固たる地位
◆阪神球団の誠意と全力での引き留め姿勢
など、残留を選ぶ要素が多数存在します。
結論として、近本光司の阪神残留の可能性は高いというのが現時点での見通しです。
ただし、今後の交渉次第では予想外の展開もあり得るため、2025年オフシーズンの動向から目が離せません。
いずれにしても、近本選手の決断は、阪神タイガースの今後数年間の戦力構成を大きく左右する重要な要素となることは間違いありません。
阪神ファンの皆様は、近本選手が残ってくれることを祈つつ、2025年の日本一を目指して応援していきましょう。
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