墨田区が2026年に「おこめ券」を含む商品券配布事業を実施することが決定しました。
物価高騰への対策として政府が推奨する「おこめ券」配布に応じた墨田区ですが、他の区とは異なるユニークな特徴があります。
本記事では、墨田区における「おこめ券(お米券)」配布時期はいつか、対象者は誰か、申請は必要か、受け取り方法などを、墨田区公式情報に基づいて解説します。
【2026年】墨田区が実施する「区民生活応援事業」とは?
墨田区では、2025年12月26日に「区内の全世帯へ商品券等を配布する区民生活応援事業」を正式に発表しました。
この事業は、食料品価格の高騰など物価上昇の影響を受ける区民の生活を支援する目的で実施されます。
特筆すべき点として、東京23区の中で唯一、「おこめ券(お米券)」を配布対象に含める方針を打ち出した自治体となっています。
いつ配布される?配布スケジュールを確認
◆案内通知発送:令和8年2月中旬頃予定
墨田区の公式ホームページによると、対象世帯への案内通知は令和8年(2026年)2月中旬頃に郵送される予定です。
ただし、対象件数が多いことから、配達には数日かかることが見込まれています。
つまり、2月中旬から下旬にかけて、順次、各世帯に通知が届く見通しです。
通知到着後、どのような商品券を希望するかを選択・申し込むプロセスに進むことになります。
正式な申請期間や受け取り開始時期については、コールセンター開設時に詳細が案内される予定です。
墨田区公式ホームページを随時確認することをお勧めします。
対象者は誰?全世帯が対象(所得制限なし)
対象世帯:基準日(令和7年12月10日)時点で墨田区に住民登録のあるすべての世帯
所得制限:なし
この事業の最大の特徴は、所得制限がなく、全世帯が対象という点です。
基準日は令和7年12月10日に設定されており、この日時点で墨田区の住民基本台帳に登録されている世帯であれば、誰もが対象となります。
東京23区の他の区では、支援対象を非課税世帯や子育て世帯に限定しているところが大半です。
一方、墨田区は万人向けの施策を打ち出し、より広範な区民に支援の手を差し伸べる方針です。
申請は必要?プッシュ型配布で自動対象
申請方法:対象世帯に通知が郵送される(プッシュ型)
選択・申し込みが必須:5種類の商品券等から1つを選んで申し込み
墨田区の事業は、「プッシュ型」配布となります。
つまり、対象世帯に対して自動的に案内通知が郵送される仕組みです。収入証明や課税状況などの追加書類提出は不要です。
ただし、通知を受け取った後、5種類の商品券等の中からいずれか1つを選択し、申し込む手続きが必要です。
郵送での返送、またはコールセンター、オンラインなどの方法が用意される見込みですが、詳細は案内通知に記載予定です。
1世帯1万円相当!5つの商品券から選べる
墨田区の「区民生活応援事業」の特徴は、1世帯あたり1万円相当分の商品券等を、5種類から自由に選択できる点です。
1. おこめ券 22枚(9,680円分)
- 1枚あたり440円相当(500円券に12%の手数料含む)
- 全国米穀販売協同組合連合会加盟店で使用可能
- スーパーマーケット、ドラッグストア、ディスカウントストアなど多くの店舗で利用できます
- お米だけではなく、加盟店の全商品に使用可能
- 有効期限:2026年9月30日まで
- 転売禁止の記載あり
おこめ券は、単なるお米購入クーポンではなく、加盟店であれば食料品全般、日用雑貨、医薬品など幅広く利用できるのが魅力です。東京都内では、イオン、スーパーセンター、成城石井、ウエルシア、マツモトキヨシなど主要チェーンで対応しています。
2. バニラVisaギフトカード(10,000円分)
Visa加盟店で国内外で利用可能な、プリペイド方式のギフトカードです。
- プリペイド方式のギフトカード
- 審査・個人情報登録不要
- 国内外のVisa加盟店(店頭・オンライン)で利用可能
- コンビニエンスストア、レストラン、通販など利用範囲が広い
- 分割払い・リボ払いは不可(一括払いのみ)
- 有効期限:カード裏面に記載された月の月末まで
利便性が高く、Visa加盟店であればどこでも使用できるため、生活用品から外食、旅行費まで幅広い用途に対応します。
3. QUOカードPay(10,000円分)
デジタル商品券として便利に利用できます。
- スマートフォンに専用コードが送付される形式
- コンビニエンスストア(セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなど)で利用可能
- 書店、駅ナカ店舗などでも利用できます
- デジタルなので紛失の心配が少ない
- キャッシュレス決済に対応した利便性の高さが特徴
外出先でスマートフォンがあれば即座に利用でき、特にコンビニユーザーに最適です。
4. こども商品券e-Gift(10,000円分)
- デジタルギフト形式
- 西松屋、赤ちゃん本舗などのベビー・キッズ専門店で利用可能
- ベビー服、おむつ、ミルク、キッズ用品全般に対応
- 育児関連サービス(育児サポート、レジャー施設利用など)にも対応
- 家計管理が容易
子どもがいる家庭で特に選ばれる見通しです。出産祝いや誕生日プレゼント代わりにも活用できます。
5. giftee Box(10,000ポイント分)
- ギフティが提供するデジタルギフト
- 170ブランド・約1,000種類から受け取った人が自由に選択可能
- カフェチェーン(スターバックス、タリーズなど)のギフト
- コンビニエンスストアのギフト券
- レストラン・グルメギフト
- ショッピングギフト(Amazon、楽天など)
- ポイント制で柔軟性が最も高い
選択肢が最も豊富で、受け取った人の好みに合わせた使い方ができるのが大きな利点です。
おこめ券の使用期限と利用可能店舗
重要:おこめ券の有効期限は2026年9月30日まで
今回配布されるおこめ券は、従来の「期限なし」から初めて使用期限が設定されました。
これは、早期消費を促進し、物価高騰対策としての実効性を高めるための施策です。
2月中旬に通知を受け取った場合、約7か月の使用期間があります。計画的に利用することをお勧めします。
◆おこめ券が使える主な店舗:
- スーパーマーケット:イオン、イトーヨーカドー、西友、ダイエー、マックスバリュなど
- ドラッグストア:ウエルシア、マツモトキヨシ、ココカラファイン、くすりの福太郎など
- ディスカウントストア:ドン・キホーテなど
- 専門店:全国米穀販売協同組合連合会加盟店(お米専門店)
◆注意点:
- おお釣りが出ないため、券面額以上の買い物をしましょう
- 店舗によって取り扱い状況が異なることがあるため、事前に確認をお勧めします
- 転売は禁止です
コールセンター設置予定——詳細情報は随時確認
墨田区は、この事業に関するコールセンターの開設を予定しています。
開設日時や電話番号などの詳細は、墨田区公式ホームページで発表される見通しです。
確認すべき情報:
- 申請方法の詳細(郵送返送、電話、オンラインなど)
- 申請期限
- 商品券等の配送時期
- よくある質問への回答
墨田区公式ホームページの「新着情報」や「お知らせ」セクションを定期的にチェックしましょう。
基準日が重要——転入・転出者は注意
この事業の対象となるかは、基準日(令和7年12月10日)に墨田区の住民基本台帳に登録されていたかどうかで決まります。
ケース別の対応:
- 基準日前に墨田区へ転入した場合:対象となる可能性が高い
- 基準日後に墨田区へ転入した場合:この事業の対象外となる可能性がある
- 基準日後に墨田区から転出した場合:対象となる可能性がある(ただし、郵送通知が届きにくくなる可能性)
転出予定がある場合や、転入後の対象判定について疑問がある場合は、事前に区役所に問い合わせることをお勧めします。
申し込みのポイント——失敗しないためのチェックリスト
案内通知を受け取った際、スムーズに申し込むためのチェックリストです。
□ 案内通知の内容を熟読
- 申請期限を確認する(期限内申し込みは必須)
- 5種類の商品券等の詳細をチェック
□ 希望する商品券を選択
- おこめ券か、その他の4種類か
- 家計ニーズに合わせた選択を
□ 申し込み方法を確認
- 郵送返送の場合:切手などの準備
- 電話申し込みの場合:コールセンター番号をメモ
- オンライン申し込みの場合:インターネット環境の確認
□ 申請期限までに手続き完了
- 期限切れにより対象外になる可能性
他の物価高騰対策:東京都の支援策も活用
墨田区の「区民生活応援事業」以外に、東京都全体の物価高騰対策も並行して実施されます。
東京都の支援策:
- 15歳以上の都民全員対象:1万1,000円相当のデジタルポイント付与予定
- 支給方法:都の公式アプリ「東京アプリ」(仮称)を通じたポイント付与
- 時期:2026年1月以降の開始を目指し、準備中
墨田区の配布と東京都のデジタルポイント付与は別制度であり、両方受け取ることが可能と見込まれています。
最新情報については、東京都の公式ホームページも確認しましょう。
まとめ:【2026最新】墨田区の「お米券」含む商品券配布に関する情報
墨田区の「区民生活応援事業」は、2026年2月中旬の案内通知発送から本格スタートします。
全世帯対象、所得制限なし、5種類から選択可能という、東京23区で唯一の特徴を持つ支援策です。
おこめ券(お米券)を含む5つの選択肢から、ご自身の家計ニーズに最適なものを選べます。
通知到着後は申請期限に留意し、早めに申し込みを済ませることが大切です。
この機会に物価高騰対策の支援を最大限活用しましょう。
