令和6年度から続く食料品の物価高騰に対応するため、全国の自治体が食料支援策を展開しています。
相模原市でも「お米券(おこめ券)」の配布を含む物価高騰対策が検討されており、2026年に実施されるのか?されるなら、その内容はどうなるのかが注目を集めています。
本記事では、相模原市における「お米券」配布の最新情報、対象者、申請方法、受け取り方について、市の公式情報をもとに詳しく解説します。
相模原市のお米券配布について:最新状況(2026年1月現在)
相模原市では、2025年11月21日に閣議決定された国の総合経済対策に基づき、「重点支援地方交付金」を活用した物価高騰対策の検討を進めています。
政府が推奨する「お米券」の配布について、市長は2025年12月3日の会見で「国からの詳細な情報を待っている段階」と述べています。
つまり、相模原市における「お米券」の配布時期・対象者・配布額については、現在のところ正式決定がされていない状態です。
相模原市は物価高騰の影響を受ける市民への支援を優先課題としており、「市民、事業者により広く、効果的に届く事業が必要」との方針を示しています。
国から正式な交付金額と要綱が示されることで、市議会における補正予算案の審議を経て、具体的な給付内容が決定される見込みです。
国(政府)が推奨する「お米券」の配布とは
国の「重点支援地方交付金」では、食料品の物価高騰対策として、以下のような支援メニューを自治体に提示しています。
国が推奨するお米券・食料支援の内容:
- お米券(おこめ券) :全国農業協同組合連合会(JA全農)または全国米穀販売事業共済協同組合(全米販)が発行
- 配布対象 :自治体の判断により設定(全住民、低所得世帯、子育て世帯など)
- 配布額 :自治体ごとに異なるが、1人あたり3,000円相当から8,800円相当が目安
- 使用期限 :2026年9月30日まで(政府の方針)
- 手数料 :お米券には12%の手数料が発生
全国での実施例:参考になる事例
相模原市の今後の対応を理解するため、すでにお米券配布を決定・実施している自治体の事例を紹介します。
■台東区(東京都)の実例:
- 配布開始 :2025年10月24日から郵送開始
- 対象者 :台東区内の全世帯(所得制限なし)
- 配布額 :基本配布額は1世帯4,400円(10枚)。3人以上の世帯または18歳以下の子どもがいる世帯には8,800円(20枚)を加算
- 申請方法 :申請不要(プッシュ型支給)
- 使用可能な店舗 :全国共通で利用可能。米穀店のほか、スーパーマーケット、ドラッグストアなどの加盟店で利用可
- その他商品での利用 :加盟店であれば店内のすべての商品に使用可能(食料品全般、日用品、医薬品など)
神奈川県内での食料支援策の動き
神奈川県内では、各自治体が独自に物価高騰対策を展開中です。
相模原市の隣接する横浜市でも、国の重点支援地方交付金を活用した支援策の検討が進められており、市長は「食料品支援の実施も検討中」と述べています。
神奈川県全体としては、統一的なお米券の一律配布は実施せず、各市町村が独自の財源や判断に基づいて支援策を設計する方針。
相模原市も同様に、国の交付金を活用しながら、市の財政状況と市民ニーズに応じた支援内容を決定する予定です。
相模原市で過去に実施された物価高騰対策・支援策
相模原市が2025年に実施した給付金制度を参考にすることで、今後のお米券配布の形態が予想できます。
令和6年度相模原市物価高騰支援給付金(2025年実施済み):
- 対象者 :令和6年度の市民税が非課税の世帯
- 支給額 :世帯あたり3万円+対象世帯の18歳以下の子ども1人あたり2万円加算
- 申請方法 :原則として申請不要(プッシュ型)。対象世帯に市から郵送される確認書を返送することで支給
- 申請期限 :令和7年5月16日(金曜日)
このように、相模原市の過去の給付金は「申請不要」のプッシュ型で実施されており、今後、お米券配布があるとしたら、同様の方式が採用される可能性が高いです。
お米券と給付金の違い:どちらがお得か
相模原市でお米券が配布される場合と、現金給付の場合の違いを理解することは重要です。
■お米券のメリット:
- 米の購入に特化した支援で、食料品の購入を促進
- 加盟店が全国共通であれば、転居時の利用も可能
■お米券のデメリット:
- 12%の手数料が発生するため、実質的な価値が低下(例:1,000円分でも880円相当)
- 使用期限が設定されているため、計画的な利用が必要
- 加盟店が限定されるため、利用できる場所に制限がある可能性
■給付金(現金)のメリット:
- 手数料がなく、全額を自由に利用可能
- 食費以外にも、光熱費や医療費など生活全般に充てられる
- 加盟店制限がないため、自由度が高い
相模原市が過去に実施した給付金制度でも、お米券ではなく現金給付を選択していることから、今後もお米券よりも現金給付や給付金の形態で支援が行われる可能性があります。
相模原市でお米券が配布される場合の予想される内容
国の推奨メニューと、他の自治体の実例を参考に、相模原市でお米券が配布される場合の予想を以下の通りまとめました。
予想される配布方法:
- 配布時期 :2026年春から初夏(国の交付金確定後、市議会での補正予算審議を経て決定)
- 対象者 :低所得世帯(市民税非課税世帯)、子育て世帯、18歳以下の子どもがいる世帯など
- 配布額 :1世帯あたり3,000~8,800円相当、または1人あたり1,000~3,000円相当(世帯構成により異なる可能性)
- 申請方法 :申請不要のプッシュ型が最有力
- 配布形態 :郵送による配布
- 使用期限 :2026年9月30日まで(政府の方針に準拠)
- 手数料 :12%程度の手数料が発生する可能性が高い
実際にこのようになるかは分かりません。
お米券の配布自体が行われるかも含め、今後の相模原市からの発表が待たれます。
相模原市で「お米券配布」の情報を入手するための方法
相模原市からの最新情報を入手するための公式な窓口を紹介します。
相模原市の公式情報源:
- 相模原市役所公式ホームページ :https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp
- 「お知らせ」や「福祉」のセクションで物価高騰対策の最新情報が掲載される見通し
- 「お知らせ」や「福祉」のセクションで物価高騰対策の最新情報が掲載される見通し
- 広報さがみはら :市の公式広報誌。毎月発行され、給付金情報が詳しく掲載される
- 相模原市役所コールセンター :042-770-7777(午前8時~午後9時、年中無休)
- 各区役所の福祉事務所窓口 :中央区、南区、緑区の各区役所で直接相談可能
相模原市で給付金・食料支援を受け取る際の注意点
物価高騰対策の給付金やお米券を受け取る際には、以下の点に注意が必要です。
■詐欺防止のための注意:
- 市役所や政府職員をかたった不審な電話、郵便、ショートメッセージやメールを受け取った場合は、最寄りの警察署または警察相談専用電話(#9110)に報告してください
- ATM操作を指示される、銀行口座情報を聞き出そうとする内容は詐欺の可能性が高いため、絶対に応じてはいけません
■給付金受け取りの流れ:
- 市からの「支給のお知らせ」または「確認書」を受け取る
- 確認書に記載された内容を確認し、返送またはオンライン手続きを実施
- 指定口座に振り込まれる(通常、申請から2~4週間程度)
- 受け取り内容に不明な点がある場合は、市のコールセンターに問い合わせ
相模原市のお米券・給付金以外の相模原市の物価高騰対策
相模原市では、お米券や給付金以外の物価高騰対策も実施しています。
■その他の支援策(2025年の実施例)
- 最大20%のスマートフォン決済ポイント還元キャンペーン :2025年7月1日~31日に市内の対象店舗で利用可能(auPAY、d払い、PayPay、楽天ペイが対象)
- 児童手当の拡充 :令和6年10月分から所得制限を撤廃し、高校生年代までに支給対象を延長
- 学校給食費の支援 :低所得世帯の児童に対する給食費補助
- 高齢・障害者施設への支援金 :光熱費や食材料費の高騰に対応する市内施設への補助
これらの施策は、相模原市全体の物価高騰対策の一環です。
子育て世帯が利用できる給付金・支援策の最新情報
子育て世帯に対しては、国レベルで大規模な支援策が検討されています。
2026年予定の全国統一支援(国の総合経済対策):
- 対象 :0歳~22歳までの若者、18歳以下の子どもがいる世帯
- 支援内容 :1人あたり1万円分の「お米クーポン」(コメやその他の食料品に利用可能)
- 配布予定 :2026年春以降
- 配布方法 :電子クーポン形式が有力
相模原市でもこうした国の支援策に対応する形で、独自の上乗せ支援やクーポン配布を実施する可能性があります。
まとめ:相模原市の「おこめ券」配布時期はいつ?対象者・申請・最新情報
相模原市における「お米券」の配布は、具体的な配布時期や対象者、配布額がまだ正式決定されていません。
政府の「重点支援地方交付金」の詳細が明らかになり、市議会での補正予算審議を経て、2026年春以降の配布開始が予想されます。
相模原市からの最新情報は、
公式ホームページ、
広報さがみはら、
コールセンター(042-770-7777)
などを通じて定期的に確認することをお勧めします。
物価高騰が続く厳しい経済状況の中で、これらの支援は家計を助ける重要な施策です。
相模原市からの発表や通知を見落とさないよう注意し、利用できる支援策は積極的に活用しましょう。
